暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
88話:久しぶりのガチ喧嘩
[5/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
今回のスバルとティアナの戦法は、実に奴ららしくない物だ。スバルが足止めし、ティアナが接近戦。そもそもおとりにしたティアナの砲撃だって、普段の彼女ならやろうとはしない行動だ。
となると二人のこの戦法は、なのはに対する$法。なのはが相手である事を想定したものだ。しかもあまり実戦向きとは言えない。
さて、無茶をした結果がこの戦法だが……なのははどうでる…?
時間が経つにつれ、爆煙は少しずつ晴れていく。視界が良くなっていき、三人の状況も見えるようになってきた。
視界が晴れたそこには、スバルが突き出した拳を左手で掴み、ティアナの魔力刃を素手で掴みフローター≠ナティアナの体を浮かせたなのはがいた。
「な…!」
「スバルさん、ティアさん…」
その光景にエリオとキャロが驚く。しかし俺からしてみれば、奇妙な点が多い。今のなのはなら、別にあんな怪我をするような方法でなくとも二人の攻撃を避けられた筈だ。なのに何故…?
そう思った時、何か嫌な予感がした。あの時£ではないが、あまりよくない、嫌な感じだ。
それを感じたのとほぼ同時にティアナがなのはから離れ、先程と同じように砲撃を放とうとした。それに対しなのはは複数の魔力スフィアを展開、指先をティアナに向ける。
「あれは…」
「ティアナと同じクロスファイアだ」
そう、なのはが用意している魔法は、ティアナがよく使うクロスファイア=Bしかしスフィアの大きさはティアナのよりも一回り大きい。
そしてティアナが砲撃を撃とうとした瞬間に、なのははクロスファイアを発射。砲撃を放とうとした一瞬の隙を狙った攻撃は、見事に命中して再び爆煙を作る。
そこまでならよかった。ティアナもふらついていて、限界なのは目に見えていた。そこで終われば問題はない。
しかしなのははスバルにバインドまでして、更にティアナに追撃を与えようとし始めたのだ。
それを見た俺は急いで駆け出し、屋上の端まで移動する。
「つ、士…!?」
「トリス、スタンバイ!」
〈 OK ! 〉
フェイトの声が聞こえたが、今は構っていられない。方向をなのは達のいる場所に合わせ、一気に駆け出す。その間にトリスを待機モードからベルトへ変え腰に装着。ライドブッカーからカードを取り出し、屋上の手すりに足をかける。
「(魔力が足りるかわからんが、今はやるしかない…!)いっけぇぇぇ!」
〈 ATACK RIDE・TIME 〉
そして足に力を籠め屋上から飛び上ると同時に、カードをバックルに装填。回転させて発動させた。
フェイト達の視界から宙に浮い
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ