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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Myth21神よりの告知は絶え、そして天地の礎は起きた〜?.TEMEN.AN.KI〜
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ケは、今はオーディンの捕獲輪(色が蒼だからそうだろ)で拘束されていて、血で防御とか迎撃ができねぇのか、ザフィーラがボッコボコに殴られてる。
シュリエルは、シャマルに回復してもらってすぐに臨戦態勢に入った。何故ならウルリケはザフィーラに殴られても平気そうな顔してるからだ。背筋がゾクッてなった。頭もおかしいんじゃね、ウルリケって奴は。そんで一番の厄介事のミナレットは、男の声でオーディンを殺す、って感じの通信が流れた後に、砲口をシュトゥラに向けやがった。
「おい、そりゃねぇだろ!」
――カルンウェナン――
それだけじゃなく、ミナレットの土台からシャレになんねぇ数の光線が放たれてきた。こうなりゃもうウルリケに構ってる余裕なんかねぇ。だからあたしらは一斉に逃げに回る。そんなところに『こちらオーディン! ミナレットは私とシグナムに任せ、各騎は退避!』って思念通話が。
確かにあたしらに出来る事なんてもう無いかもないけど、『ウルリケはどうしますかっ?』シャマルが掠めてく光線をギリギリで避けながらオーディンに訊いた。つか、ウルリケの奴・・・光線の雨をまともに食らってんじゃね? だって見えねぇもん。
『生き残っている場合は、ウルリケも私が請け負う! まずは被弾しないことを第一に考えてくれ!』
『消えてしまえぇぇぇーーーーッ!』
――カリブルヌス――
あのデケェ砲撃カリブルヌスが、シュトゥラに向けて発射されちまった。しかもミナレットはすぐに砲口をまた別の方角に向けて、間髪入れずにカリブルヌスを発射した。溜めなしで撃ちやがった。『テンパランチアに任せる!』ってオーディンが言うんだけど・・・。今は信じるっきゃねぇ。オーディンのデタラメな使い魔って奴を。カリブルヌスの光の尾を見送っていると、『アンナを任せた!』アンナが居る座標が頭ん中に送られてきた。
『ミナレットはオーディンさんに任せて、私たちはアンナの元へ急ぎましょ!』
『そうだな。主オーディンの指示通り、退くぞ』
『おう』『ああ』
シャマルとザフィーラに続いて、あたしとシュリエルもアンナの居る場所へ向かうために、光線を避けながら飛ぶ。
(無茶はしないでくれよ、オーディン、シグナム)
光線の弾幕でもう姿が確認できねぇオーディン達に、心ん中でそう願った。教えられた座標につくと、元の人間の姿に戻ってるアンナが横たわってた。医者のシャマルが急いで容体を診る。「うん、異常なし・・なんだけど・・」って引っかかる言い方だった。シュリエルが真っ先に「どうした?」って訊く。そうだよ、もったいぶんなよな。ここだってまだ攻撃に晒されてねぇけど完全に射程圏内、いつ光線が飛んでくるか。
「ううん、とりあえずはここから離れましょ。ザフィーラ、アンナをお願い」
ザフィ
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