3転生悪魔
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
た
「なんだこれ!?」
イッセーが拳を戻し動かなくなった。
いつのまにかイッセー左腕に赤い籠手が着いていた。
「それが神器。あなたのものよ。一度ちゃんと発現できれば、あとはあなたの意思で発現可能になるわ。あなたはその神器を危険視されて、堕天使―――天野夕麻に殺されたの」
「これが俺の神器……」
「ええ、そうよ。じゃあ、とりあえずは悪魔になりたてのあなたたちに、悪魔について少し話しましょうか」
リアス先輩は軽く微笑み、現在の悪魔について語り出した。
・数百年前に冥界と天界で大規模な戦争が起きて、4大魔王や大勢の純潔悪魔が死んだこと。
・戦争で勢力が激減したので、欠員を補うために、俺やイッセーのような人間や他の種族を下僕として引き込むシステムが作られたこと。
・転生悪魔でも、大勢の人間と契約し、願いを叶え、対価を貰い実績を積んでいくと、出世できて爵位を貰える事。
純粋な一般人であった俺とイッセーには初めて聞くことばかりで、リアス先輩が話ごとに驚いていた。
「ということは俺も上級悪魔になれば下僕を持って、自分のハーレムを作ることが出来るんですか!?」
イッセーが立ち上がって大声で訊ねると、リアス先輩は「それは、あなたの努力しだいね」と頷いた。
「くくく! ハーレム王に俺は……なるっ!!!」
イッセーは両手を振り上げて宣言した。ていうか、いくらなんでも単純すぎるだろう……。
◆
イッセーと共に改めてオカルト研のメンバーと自己紹介を それから、『新人悪魔』としてとりあえず、今日の夜からチラシ配りをやるそうです。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ