第二話
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」
「……姉上……いえ、終わりにすることに異論はありませぬ」
「ほいきた。じゃ、あと宜しくー」
とん、と軽く地面を踏みしめて高く飛び上がる。
そして襲ってくる兵達とは間逆に逃げようとしている人影を見つけて、そこに向かって着地した。
突然現れた私に戸惑う武将さんには申し訳ないけど、私は軽く刀を振るって首と胴を綺麗に離れさせた。
「大将、討ち取ったり!!」
腹の底から叫べば、こちらの士気が上がり、逆にあちらの士気が下がる。
こうなったら戦が終わるのは時間の問題、私達は後始末をするだけだ。
結局大将を潰したことでこちらの勝ちとなり、呆気なく戦は終わってしまった。
まぁ、政宗様はもうちょっと楽しんでいたかったって顔してたけど、お腹が空いたし疲れたし、
人殺しなんかずっと続けてても意味ないし。さっさと終わらせるに限る限る。
「よっしゃ、それじゃとっとと陣片付けて帰るよー」
「はい!」
テキパキと兵達は陣を片付けて、私達は揃って奥州へと引き上げることにしました。
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