暁 〜小説投稿サイト〜
タケミカズチ、抜錨します。
建御雷さん(?)の航空戦力はすごいですね
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の破片らしきものが空から降り注いでま――今度は突っ込んで来ていたレ級が爆沈!!?

……私、こんな近くで深海棲艦が爆沈するの初めて見ました。あとはヲ級を撃沈すれば、敵艦隊を全滅させたことになりますね。

私がそんなことを思っていると、轟沈寸前のヲ級が最後の力を振り絞ったのか、十数機の艦載機を発艦させていました。そして、その直後にヲ級は他の深海棲艦と同じく爆沈。

母艦を失った敵艦載機は、被弾することを恐れず建御雷さん(?)へと突撃しています。自身を直接ぶつけてでも建御雷さん(?)に損傷を与えるつもりなのでしょう。

たった1機でも辿り着ければいいという考えなのでしょう。殆どの艦載機が建御雷さん(?)の航空戦力からの攻撃を受ける楯となる様、密集陣形で建御雷さん(?)へと向かっています。

そして、敵艦載機が1機だけとなり、あと2〜3mで特攻が成功するという状態に陥った瞬間、建御雷さん(?)の両肩に身に着けている厚みのある飛行甲板が開き、その隙間から多数のガトリング砲が姿を現しました。


「正面敵機に全ガトリング砲、一斉射です!」


建御雷さん(?)がそう告げると同時に、飛行甲板から姿を現したガトリング砲は一斉射を開始。瞬く間に敵艦載機は蜂の巣となり、撃墜されました。

艦載機だけでなく、その対空装備の能力の高さに私を含む艦隊の皆は全員が驚きの余り呆然としてしまいました。そんな私達に対して、建御雷さん(?)は振り向きながら笑顔でこう言ってきたのです。


「2艦隊12名構成ですよね?1人も轟沈していない様で何よりです」




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