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剣聖龍使いの神皇帝
第1巻
自己紹介コーナー
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て自己紹介を始める。サツキや静乃は、殺気や覇気をオープンさせたのか、前世並みの力を持っていると思わせた。まあサツキには恋人で静乃は妻だったという記憶はあるが、今世の妻はここにいる沙紀やCBや零家から灰村家となった家のメイドである。

「俺だって最強の《救世主(セイヴァー)》目指してこの学校にやってきた!皆、よろしくぅ!」

「正義と平和のために戦うのが、自分に課された運命だと思ってます。精一杯頑張ります」

「あたしの当面の課題としては、一早くランクCになるのが目標ね」

と元々自信家の集まりのようだけど、俺に触発されてこうなった事でもあるけど。全員調子に乗っている奴ばかりのようだが、沙紀と俺はため息が出た。今戦場行っても死ぬだけだが、威勢のいい事を言い出している。

「オレが前世で戦った奴らはあんなもんじゃなかったぜ!《異端者(メタフィジカル)》だ?上等だ、片端からぶっ殺してやるぜ!」

「プーーーーッ、前世自慢とかイタすぎるだろう」

「黙れ!俺達は《救世主(セイヴァー)》で、ここはそういう学校だろが!?この国は俺が守るっっっ」

「いよっ、正義の味方!痺れるねえ!」

挙句の果てに自分の前世の武勇伝を語り出すバカや野次を飛ばす調子者が出てくる始末となった。盛り上がりはいいが、自己紹介の領域を逸脱している。確かに夢や将来を語る姿を笑うとはしないが、全員調子に乗っている奴らばかりだ。正義とか俺達は《救世主(セイヴァー)》様だとか言う前に、通夜モードになっていたのは一体誰だ?ここにいる全員だ。静乃は静かに自己紹介を終わらしてから、さっさと次の人にバトンを渡したので終わっているが、俺との関係は既にあちらも覚えているはずだ。そう言えば講堂からここに来るまでに少しばかりか会話してたな。

『お前は冥府の魔女だろう?』

『・・・・その様子だと完全に覚えているみたいね』

『その通り、俺と静乃との関係を言えば信じてくれるだろう。聖剣の守護者フラガと冥王シュウ・サウラの二つの前世持ちで、サツキはサラシャで前世では恋人関係だったが、静乃は冥府の魔女または王佐の魔女と呼ばれていて、冥王シュウ・サウラの右腕で妻だろ』

『やはりあなたなのね、現世で会えて光栄だわ。でも前世二つ持ちだ何て聞いた事ないけど、その他にも何かありそうね』

と講堂から教室に移動する間に簡単に話をしていた俺と静乃だった。サツキは俺と静乃との関係が前世では妻だったと知ると、恋敵だわと言いながらだったが沙紀と共に教室に向かっていた。さて、自己紹介コーナーが終わろうとしていたが、出席番号最後のサツキと俺は既に終わらせたので、最後の人が終わると着席する人。

「自己紹介が終わった事で、最後に大切な事を言い忘れたので言っとくが《アンセスタルアーツ(源祖
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