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FAIRY TAIL   ある神使い達の伝説
第十四話***私の名前はね
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「……ん?あれ、此処、何処……?」
「……っえ、人……!?貴方、誰ですか!?」
「何これ、私死んだハズじゃ……!?」
「っえ、はぁ?何そのワケわかんない設定……っ」
「はっ……、何そのワケわかんない理由?」
「あーもう、ワケわかんないけど……まぁ、理由と目的がわかったからいいとするかな?」
「あ、そうそう、貴方の名前、教えてくれる?まだ、名乗りあってないでしょ?」
「いやいや、こういうのは雰囲気が大事なのよ!」
「ほらほら、一応名前はわかりあってるけど、さ」
「よろしく、[***]!私の名前はねー………」




X791 フィオーレ地方 クロッカス
「オババ、順番ようやく来ましたよ」

スペルは傍らにいるオババに呼び掛ける。

「あー、うん、任せた、スペル」

オババは手を軽く振り、近くに居た同業者(ギルドマスター)と話し出した。
はぁ、と溜め息をつき、受付にいく。

蛇姫(ラミア)(スケイル)のスペル・エルウィンです。大魔闘演武の受付お願いします」
「ギルドマスターの方は……」
「あそこに」

後ろで話しているオババを指す。

「では、必要事項の記入お願いします。記入が終わったら声をかけてください」
「はい」

返事して、スペルは記入を始める。
ギルド名、ギルドマスター名、メンバー、備考……。
……メンバー……

「オババ、メンバー……」

どうするんですか、オレ出るとか一時の気の迷いですよねえ、とオババの方を向く。

「ひっ!?」

オババが迫っていた。

「ああもう、スペル、順番来たなら何故言わない」
「言いましたけど」
「あたしが気付いていないといけないじゃないか」

オババはスペルの持っていた記入用紙を奪い取った。

ギルド名を書き、ギルドマスター名を書く。
メンバーのところも迷わず、ササッと埋めた。
ジュラ・ネェキス
リオン・バスティア
スペル・エルウィン
シェリア・ブレンディ
トビー・オルオルタ
リザーブ、ユウカ・スズキ
備考もススッと書き入れ、提出した。

ーーーーーーーースタメンか……まぁ、せっかく選んでくれたし、頑張らなきゃな

胸元に掛かっていたペンダントに触れる。

「……え?」

ペンダントが弱く点滅している事に気付いた。





オババと別れ、自分の中に居る神に呼び掛ける。

『スペル、神使いが……でも、微妙だ。成り立てなのか、弱っているのか……力が弱い』
「……どっちにいるか、わかる?」
『……向こう、川の方』

スペルは、神に告げられた方面に走り出した。














??????
「あ、そうそう、貴方の名前、教えて
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