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ジャガイモを人気者に
第三章
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に監視させてはとだ、廷臣は王にいぶかしむ顔で問うた。
「誰も食べませんが」
「そう思うな」
「はい、とても」
「そうだな、しかし兵達は置くだけだ」
 ここでこうも言った王だった。
「彼等はな」
「畑にですか」
「そうだ、民が来ても見て見ぬふりをさせよ」
「咎めることも捕まえることもですか」
「そうだ、させるな」
 具体的な行動は一切するなというのだ。
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