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剣聖龍使いの神皇帝
第1巻
白騎士機関とCBが倒す化け物紹介
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見するとふざけているか?と思う程だ。最初に起立した者以外の者達はガキらしい態度や口調をしていた。若いっていいねー、俺は何千年生きているか知らんけど、少なくとも肉体年齢なら二十代で精神年齢は何千何億だなーと思った。田中教師は頷きながら質問に答える。

「ああ、それはだね、君達《救世主(セイヴァー)》の存在同様《異端者(メタフィジカル)》の存在は一般人には決して知られてはならないと、国連の秘密会議で決まっているからね。噂話にフタは出来ないし、被害者の口に戸は立てられないけど、新聞やニュースでは流さないようになっているし、我々亜鐘学園関係者としても外部では資料等を見せる訳にはいかないんだ」

「という事は資料があるんですか、先生?」

田中教師は肯定すると、何やらリモコンを取り出して操作するが正直俺達は既に見ている。それも亜鐘学園以外の組織や巨大グループにな、それの情報提供を受けているのが《白騎士機関(オーダー)》にいる俺らのスパイ。実際は記憶共有者の者達が、情報をこちらに流しているから情報漏洩されてないと言うが実際は漏れまくりだ。教室前方にある黒板が真ん中から二つに分かれてから、機械音とともに左右へスライドして奥にあった液晶モニタが姿を現す。クラスメイト達はどよめいたが、俺と沙紀はこんなの俺らのとこにもあるくらいだ。

「じゃあ実際に・・・・と言っても映像だけど、皆にも見てもらおう」

田中教師がリモコン操作し、録画映像を再生させた。モニタを眺めていたが、これはまだ俺達が介入する前の映像だった。こいつを倒した後にゲートが出現した事により、俺らの組織が対ドウター戦や異端者を倒すエキスパートだと知ったらしい。画面一杯に海原が映り、音がやかましいのはヘリのローター音で上空からの撮影だった。もっと近くではないのか?という不満の声はないが、お前らの予想を遥かに超える一体が何万トンある巨大貨物船が、横倒しになっていた。巨大貨物船に匹敵する全長を持ち、転覆させるくらいの怪力を持つ木偶の坊だ。途方もないスケールの気持ち悪さではあったが、生理的に受け付けないのかハンカチで口元を当てている生徒が多い。まあ一見すればグロ映像を見ているようなもんだ。

「この海魔種は我が国に出現した《異端者(メタフィジカル)》の中でも、最大級のモノだ。百名を超える精鋭の《救世主(セイヴァー)》が投入され、六頭領(シックスヘッド)のお一人にして白騎士機関・日本支部長、駿河安藤が自ら統率をし、それでもなお殲滅するのに実に四時間もの死闘を要した。流石にここまでの《異端者(メタフィジカル)》は早々出現するものじゃない。それでも、こんな魔物としか呼べない相手と戦う事が《救世主(セイヴァー)》には求められるのだという事を肝に銘じておいて欲しい」

長い説明ありがとうと言いたいが、その言
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