暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
番外:世界の割り込み
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「意外とは余計だ!」
俺が叫ぶと、空間が突然割れて、そこから怪人ーーー主にロイミュード達が現れた。
「ロイミュード!?それにドーパント達まで!?」
俺は咄嗟に空間を開けようとしーーー神格を返上したのを思い出す。
俺はもう神では無く、一般人にしか過ぎない。ベルトさんも居ない、仲間も居ないーーーー打つ手無し。
「それでもッ!」
怪人と戦うのは仮面ライダーの使命で在り、定め。俺はすぐにシャドウチェイサーから降りると、ロイミュード達に向かう。
「テメェラァアアアアッ!!」
先頭のボルトロイミュードを蹴るが、異に返さない様に俺を吹き飛ばす。
「グアッ!!」
「……おや、これはこれは。彼が言っていた力の元はこの人でしたか」
「何……ッ!?」
俺はボルトロイミュードを見て、言う。
「どういうことだ……答えろ!!」
「どうしたもこうしたも……我らが主が、貴方の力を頂いたのですよ」
「力を……ーーーーまさか!?」
俺はそれを聞くと、あの腐れ闇神を思い出す。いや、一応本人で在るには代わりは無いが、俺は<未来と今の>狭間にいる俺だ。つまり、別の時間枠に存在する筈“だった”と言えば、解るだろうか。
「……あのユキモドキの野郎が闇神の力を同質化(アシムレイト)した訳か!!」
「だとしたら?しかし、貴方には関係のない!!消えろ!!」
ボルトロイミュードらの一撃が俺に浴びさせられる。
「っーーーーー!?」
付いてねぇ。真面目に。
俺はその時思った。
だがしかし、同時に俺はチャンスと取った。
「……へっ。ザマァねぇな彼奴。けどま、それでハッキリしたぜ」
俺はリングを付けると、地面に叩き付ける。
叩き付けると同時にアースによって電気が無惨し、俺の前に一本の刀が現れた。
紅い刀身を持つ、彼女の希望の刀。
そして、それに呼応するように、<未来>と<今>の狭間から一つの武器が転送される。
白き刀身、黒き銃口、白と黒のタワーシールド。

「神機<白夜><極夜><極白王>」

その名を呼ぶと、気高き声が響き、辺り一帯を全て『極白の世界』へと誘う。
「な、にっ!?」
「……テメェラに世界を犯させはしない」
地面に刺さっていた刀を抜くと、『刀身が燃えて』ロイミュード達に襲い掛かる。

「燃えろ、『緋桜』」

「うわぁあああっ!!」

吹き荒れた炎はロイミュード達に襲い掛かり、その体を燃やす。
「な、何だ!?この炎、消えねぇ!?」
ビースト・ドーパントが言うと、俺は<ヴォーパル・ストライク>の姿勢を取る。
「……その炎は神火汚れの無い聖なる火。ーーーー業を持つテメェラにお似合いだ」
そして、放つ。
「弾ぜろ、深紅の劫火!<深紅撃>!!」
心意技<深紅撃>。
その一撃は槍となってロイミュード達を吹き飛ばし、黒い物
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