第八十話 純粋な想い
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笑いながら見ていた。
イビルモン[これで純粋の紋章が光ることはないだろう]
イビルモンはそう言うと別の場所に移動した。
アリシア「わああ〜!!」
プロットモン[こ、これは凄いわね…]
テーブルに並べられた料理の数々にアリシアは瞳を輝かせ、プロットモンは目を見開いていた。
アリシア「食べていいの!?」
[勿論ゲロ!!]
アリシア「わ〜い!!頂きま〜す!!」
アリシアは料理を口にする。
プロットモンも料理を口に運び始めた。
しばらく料理を食べ続けて、ふと気になったことを尋ねる。
アリシア「ねえ、どうしてここのお殿様に歌を聞かせなきゃいけないの?病気?」
[実は、今から300年前のカラオケ勝負に負けて以来動かなくなっちゃったゲロ…]
アリシア「300年前!?随分と長生きなんだね」
[お殿様を目覚めさせる為には負けた時以上の美しい歌声を聞かせる必要があるゲロ]
プロットモン[聞いたことがあるわ。確かトノサマゲコモンは美しい歌声で無ければ冬眠から目を覚まさないって…]
アリシア「へえ、でも今回は冬眠じゃなくて負けたショックで寝込んじゃったんでしょう?大丈夫かな?」
[多分…大丈夫…だと思うゲロ…]
アリシア「ん〜、分かった。やってみるけど起きなかったらごめんね」
[お願いしますタマ!!]
アリシアとプロットモンが食事をしている頃、スティングモンに乗った賢達が城にある反応を辿ってきていた。
スティングモンは飛翔する。
大きな湖が現われた。
スワンボートがちょこんとある。
通り過ぎていく。
やがて見上げるような大岩が現われた。
階段がある。
もしスティングモンがいなかったら、スワンボートで横断して、何百段上がるか分からない階段を上がってアリシアに会いに行く羽目になっただろう。
エクスブイモンは門の前に降りる。
ブイモンに退化し、門を見つめる。
チビモン[此処、何かいい匂いがするよ]
フレイモン[確かに]
鼻をひくつかせる2匹に苦笑する賢達。
賢達は城の中に入っていく。
[?誰か来たゲロ]
[お客様タマ]
アリシア「誰?」
扉から顔を出す
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