ガンプラバトル!レディ…ゴー! 後編
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
!! 」
それを何度も繰り返していく。
勝機は今しかない!まだだ、まだスピードは上がる!
そうやってしばらく攻撃していると、勝負は突然ついた。
「はっ? 」
ケルサスガンダムがグラディウスを降り下ろし、相手は盾で受け流すと、スピードに乗っていたため、ケルサスガンダムごと前に倒れた。
「くうぅ! 」
起き上がろうとすると、ケルサスガンダムの首もとに剣を突きつけられていた。
「私の勝ちだ。なかなか楽しめたよ」
『BATTLE ENDED』
ーーー――
バトルが終わった後、俺は呆然としていた。
そうしていると、トウイとシノが寄ってきた。
「大丈夫? 」
「結構善戦できたね。あとやられてごめん」
手を合わせて謝ってくる。
「大丈夫だ。俺もやられたんだし、気にすんな」
「わかった、じゃあ気にしない。全く気にしない」
「少しは気にしろバーロー」
そうやって話していると、聖騎士ガンダムを持ってヨシナがこちらに来た。
「バトルに乱入したのは本当に申し訳ない。けど、おかけで楽しめた。感謝する」
「感謝される筋合いはないぞ」
「そうか………ところで君のそのガンプラ。それは誰かから貰ったものか? 」
なんでそんなことを知っているんだ?っと口に出かける。
「ああ。家に届いていた荷物の中に入っていた。それがどうした? 」
「そのガンプラ、ケルサスガンダムと言ったか?それは、第十一回ガンプラバトル選手権世界大会に、イオリ・セイが使ったガンプラでもあり、数年前にカミキ・セカイというファイターが使ったガンプラに似ているんだ」
「なんだと!? 」
なんでそんなガンプラが俺の家に届いたんだ?
そんな疑問が起きるが、答えは当然出てこない。
「ヒロヤ。その人達のどっちかと知り合いだったとか? 」
「いや。そんな関係は一切知らない」
「あっ!ググったら出てきたよ」
調べてたらしく、スマホの画面を見せてきた。確かに似ているな。形状も色もやや違うけど。
「けど、やっぱ知らないな…」
そう呟くと、ヨシナが思案顔して、フムッと唸った。
「誰かが見て、同じのを作ったのか?まあいい、そんなことよりもサオトメ君」
「なんだよ? 」
自分から聞いといて、自分で話題を変えやがったなオイ。
「君の最後の攻撃。あれは粒子を纏った剣が速すぎて、もう片方のビームサーベルが動きについてこれなかったから起きた事だ。それでは到底使いものにならない。何とかするべきだ」
それだけ言うと、ヨシナは背中を向け去っていこうとする。
「いいのかよ?敵に塩を送るような真似して」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ