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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜
ガンプラバトル!レディ…ゴー! 後編
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!! 」

それを何度も繰り返していく。
勝機は今しかない!まだだ、まだスピードは上がる!

そうやってしばらく攻撃していると、勝負は突然ついた。

「はっ? 」

ケルサスガンダムがグラディウスを降り下ろし、相手は盾で受け流すと、スピードに乗っていたため、ケルサスガンダムごと前に倒れた。

「くうぅ! 」

起き上がろうとすると、ケルサスガンダムの首もとに剣を突きつけられていた。

「私の勝ちだ。なかなか楽しめたよ」


『BATTLE ENDED』





ーーー――





バトルが終わった後、俺は呆然としていた。
そうしていると、トウイとシノが寄ってきた。

「大丈夫? 」

「結構善戦できたね。あとやられてごめん」

手を合わせて謝ってくる。

「大丈夫だ。俺もやられたんだし、気にすんな」

「わかった、じゃあ気にしない。全く気にしない」

「少しは気にしろバーロー」

そうやって話していると、聖騎士ガンダムを持ってヨシナがこちらに来た。

「バトルに乱入したのは本当に申し訳ない。けど、おかけで楽しめた。感謝する」

「感謝される筋合いはないぞ」

「そうか………ところで君のそのガンプラ。それは誰かから貰ったものか? 」

なんでそんなことを知っているんだ?っと口に出かける。

「ああ。家に届いていた荷物の中に入っていた。それがどうした? 」

「そのガンプラ、ケルサスガンダムと言ったか?それは、第十一回ガンプラバトル選手権世界大会に、イオリ・セイが使ったガンプラでもあり、数年前にカミキ・セカイというファイターが使ったガンプラに似ているんだ」

「なんだと!? 」

なんでそんなガンプラが俺の家に届いたんだ?
そんな疑問が起きるが、答えは当然出てこない。

「ヒロヤ。その人達のどっちかと知り合いだったとか? 」

「いや。そんな関係は一切知らない」

「あっ!ググったら出てきたよ」

調べてたらしく、スマホの画面を見せてきた。確かに似ているな。形状も色もやや違うけど。

「けど、やっぱ知らないな…」

そう呟くと、ヨシナが思案顔して、フムッと唸った。

「誰かが見て、同じのを作ったのか?まあいい、そんなことよりもサオトメ君」

「なんだよ? 」

自分から聞いといて、自分で話題を変えやがったなオイ。

「君の最後の攻撃。あれは粒子を纏った剣が速すぎて、もう片方のビームサーベルが動きについてこれなかったから起きた事だ。それでは到底使いものにならない。何とかするべきだ」

それだけ言うと、ヨシナは背中を向け去っていこうとする。

「いいのかよ?敵に塩を送るような真似して」


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