第十五話 バレンタインの悲劇
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の間だった。
ドッカーン
『ギャオオオオオオオ!!!』
近くにあった銭湯のボイラーがチョコゴンの一部を溶かしてしまいチョコゴンは再び活動を開始してしまうのだった。
「な!一部でも無事ならええんかい!!」
といってチョコゴンを再び追いかけると嫌な予感がした。
「ちょい待ち・・・あの先お菓子工場やないか!!」
はやてが地図を見るとそこには海鳴一のお菓子工場があった。中には当然大量のチョコレートがあるチョコゴンがそこを襲えば・・・
「海鳴の危機や!!急げ全速前進!!」
はやて達がトラックに乗るとチョコゴンを再び追いかけるのであるが・・・
「遅かった!!」
とき既に遅しはやて達が追いつくとチョコゴンはお菓子工場を襲撃し中にあったチョコレートを全て身体に取り込み更に巨大化してしまったのだ。
「どないすればええんや!これじゃ止めようが無い!!」
チョコゴンは海鳴を覆いつくすであろうサイズに巨大化しようとしていた。
「どうすんだよはやて・・・」
このままではチョコゴンによって海鳴は破壊されてしまう。
「こうなりゃ・・・最後の手段や」
といってはやてが携帯電話を取り出して呼んだのは・・・
「じゅるるるる・・・」
畢だった。
畢の様子を見たはやては・・・
「このギラギラした本能に忠実な飢えた目!餌なら何でも食らい付きそうな獰猛な口!いける!!畢ちゃん!あれ食べちゃってええで!!」
「コクコク」
はやての言葉に頷く畢。
すると
「すぅううううううううううううううううう!!」
思いっきり空気をバキュームし始める畢。
『ギャオ?』
すると空気に巻き込まれチョコゴンが畢に吸い込まれ始めた。
「いけええヒッちゃん!チョコゴンを食べてまえ!!」
「コクコク・・・ずずううううううううううううううう!!」
『ギャオオオオオオオオオオオオ!!!!』
本能をむき出しにした畢によって見る見るうちに吸収されたチョコゴン。
結果
『ギャオオオ!!』
断末魔の叫びを上げ全て畢によって食べられてしまうのであった。
このミニっこい身体の何処にあの量が入ったのであろうか・・・・
「・・・ケップ♪・・・ご馳走様・・・美味しかった・・・」
そう言って満足して帰る畢だった。
この後なのはとフェイトは大量の始末書を書かされたのは言うまでも無い。
騒動が終了して・・・
「はい!大地!」
「・・・・・・」
元気一杯でチョコレートを渡すスバルと超照れくさそうに受け取る大地。
実は人生初のチョコでもあった。
「なんつーサイズだ・・・」
「いやぁ〜
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