第三話 忍者ファイター見参!
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巨大な螺旋を描きドムトルーパーを飲み込んだ。
「うぎゃあああああああああああああああああああああ!!」
凄まじい絶叫と共にドムトルーパーに乗り移った目玉・・・そして不良の額の目玉が消滅しドムトルーパーが沈黙したのだった。
BATTLE END
それと同時に不良がその場でへたり込み意識を取り戻すと・・・
「あれ・・・俺・・・何してたんだ」
先程までの事を覚えていなかったのか不良は壊れたドムトルーパーを持って帰るのであった。
その場にいた全員が不審に思いながらも香澄は自身の心を落ち着けたその時だった。プラフスキー粒子の充満するバトルフィールドの中から・・・
『お疲れ様♪』
「へ?」
香澄がバトルフィールドを見た瞬間。その場で香澄に笑顔を見せる天津頑駄無の姿が・・・
その人格はどうやら女性のようである。
「あなたも?」
自我持ちの前例があった為か人格が助成という事以外は特に驚いた様子の無い香澄。
取りあえず話を聞くべくミツキ特製の超小型プラフスキー粒子発生装置を天津のボディに組み込むのだった。
『ふぅ〜これでやっと動ける』
動けるようになった天津頑駄無は暢気に柔軟運動をしていた。
「まさかお前も自我持ちになるとは」
天津の姿を見て頷く翼・・・だが天津は香澄の顔をじーっとみて・・・
『もう!ず〜っと呼んでたのに・・・気付くの遅すぎ!!』
「???」
何故かガンプラにお説教される香澄。すると翼が・・・
「まぁ・・・何はともあれ・・・これで二人だな」
「へ?・・・あ!」
翼の様子に香澄が思い出した。そう・・・地方大会の小学生の部だった・・・メンバーを探そうと思っていた翼。
という事は・・・
「しゃあない・・・よろしく♪」
覚悟を決めて翼と組むことにした香澄。実は内心ノリノリであったりするのだが・・・
「おう!」
こうして2人目のメンバーと武者頑駄無が加わった。
一方
『お前もか』
『うん♪』
烈斗頑駄無と天津頑駄無がお互いに何やら因縁ありげな会話を繰り広げている時。
「狂四郎さん!色塗ったんだけど!!」
狂四郎に赤く塗って完成した武者スカーレッド・フェアリーを見せるユア。
するとユアは・・・
「よし!さぁ!動け!武者スカーレッド・フェアリー!!」
だがうんともすんとも言わない武者スカーレッド・フェアリー。
「あれ?おかしいな・・・フルスクラッチのガンプラだから動いてるんじゃないのかな?」
頭を捻って考えるユア。
それを見た烈斗と天津は・・・
『げ!あれは・・・』
『何も言うな・・・』
意味ありげなこの言葉の結末
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