第三話 忍者ファイター見参!
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を握りながら宿命のような物を感じ取った香澄を他所に烈斗頑駄無がそのガンプラを見つめていたのだった。
すると
「天津頑駄無」
「え?」
「そいつの名前だ」
「天津・・・頑駄無」
狂四郎に名前を聞きその名を呟く香澄だった。
その時
「じゃまするぜ・・・」
何やらガラの悪い不良がプラモ狂四郎に入ってきた。その人物は・・・
「香澄に真っ裸にされた不良!」
翼に指差される不良・・・だが何やら様子が変だ・・・
「おめえみてえなガキにようはねえんだよ・・・女ぁぁ俺と勝負しろ・・え!」
明らかに異常な不良に香澄は指関節をバキバキ鳴らし・・・
「いいよ・・・店じゃ迷惑になるから・・・表でなよ」
体術の構えを取る香澄だが不良は・・・
「へへへ・・・誰が素手でやるかよぉ・・・これに決まってんだろぉぉぉ」
不良が懐から取り出したのはドムトルーパーのガンプラだった。
自身の腕っぷしの強さから目の前の不良をのすことなど簡単なのだが不良もガンプラバトルなら完全なる初心者の香澄相手に勝てると思ったらしい。
だが何故この不良がその事を知っているのか疑問だ。
すると香澄は・・・
「わかった・・・勝負しちゃる・・・けど動かし方の大まかな部分は教わらせて・・・」
翼と狂四郎に大まかな流れを聞くとユアがバトルフィールドの準備にとりかかった。
フィールドの条件を設定は森林地帯の夜。準備を終えた香澄と不良はガンプラ手にした。
「ひひひ!!」
邪悪な笑みを浮かばせながらドムトルーパーをセットする不良。
端末をセットし天津頑駄無をフィールドに置く香澄。するとその瞳の無い目が光りガンプラに命が宿った。
「獅童香澄!天津頑駄無!見参!!」
コンソールを動かすとカタパルトで天津頑駄無が射出され地上に舞い降りた。
「えっと・・・実地は初めてだから・・・これがこうで・・・」
相手が来ないうちにデモンストレーションをする香澄何がどうやれば動くか確かめている最中だった。
「うおおおおおおおおおおらああああああああああああ!!」
エネルギーを発しながらドムトルーパーが突撃してきた。行き成りの奇襲に驚いた香澄が全力で回避すると手裏剣を構え投げつけるがドムトルーパーの突進で弾かれてしまう。
(く・・・自分の手で投げてるわけじゃないからやりづらい・・・慣れてる暇はなさそうだし)
ドムトルーパーの突進攻撃を避ける天津頑駄無だがドムトルーパーはすぐに方向転換し次々と突進を繰り返し初心者の香澄を翻弄する。
それを見ていた翼は・・・
「香澄いつもの腕っぷしはどうしたんだ?」
『いや・・・自分で戦うのと操作して闘うのだと
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