暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズボーイ
第三話 忍者ファイター見参!
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い。

それにかなり有名なビルダーらしいのだが・・・

「知ってる人?」

「さぁ・・・」

小学生の香澄と翼はあまりそう言う事については知らないようである。さらに・・・

「俺もしばらく世の中から離れてたからな・・・」

浮世離れしたらしい狂四郎。

「ふ・・・別に知らなくていいし〜みんなの前での私は!世界を又にかけるガンプラ少女にして!プラモ狂四郎看板娘!!ユア・クラエッタ!!現在自分探しの旅の途中ここに流れてきやした!!」

そう言って何処から用意したのか流れ者の衣装に身を包んだユアだった。

「あ!そうそう狂四郎さん!!これこれ」

何かを思い出したのかユアがカバンから自身で作ったと思われるフルスクラッチの武者頑駄無を見せた。

「どうですこれ!?いやぁ〜昨日教えてもらった通りのフルスクラッチに挑戦してみました!」

「おお!すげぇ・・・かなり作り込んであるし、なにより魂がこもってる」

「まだ塗装はしてないけど名前は決めてあるんだ〜その名も!『武者スカーレッド・フェアリー』!!」

未完成の武者スカーレッド・フェアリーを見た烈斗頑駄無は・・・

『げ!・・・おかしら』

「ん?どうした?烈斗?」

『ナンデモナイヨ〜』

何故か心ここに非ずの烈斗頑駄無だった。

すると話が元に戻り香澄の話を聞く狂四郎とユア。

「ねぇ・・・どう思う?どうしてこんな夢ばかり見るの?・・・それに烈破って・・あれだよね」

商品棚に陳列しているBB戦士の中に烈破頑駄無があったのでそれを見てみる香澄

「どうしてって・・・言われてもな」

狂四郎も何が何だかわからない。

香澄自身が狂四郎のフルスクラッチのプラモを見た時から続く夢。その内容の中の3人の武者のうちの一人に自信がなっていた事・・・何かの因縁かもしれない夢、それを聞いた烈斗は何やら思い当たることがあるらしいのだが皆の前では黙っている。

翼と狂四郎がこの謎について考え込んでいるとユアが均衡を破った。

「ああもう!それなら持ってみればいいじゃない!!」

「へ!?」

ユアが翼が持っていたプラモボックスを香澄の前に置くとその蓋を開けた。中に入っていたのは青い武者頑駄無と黄色い武者頑駄無だった。

すると

「!!」

香澄の鼓動が大きくなった。その様子はただもならぬ雰囲気であり香澄が武者頑駄無に手を出してしまった。

本能の赴くままとったのは忍者のような黄色い武者頑駄無だった。

すると

「は!」

嘘のように香澄の鼓動が納まったのだ。心配そうに香澄に声をかける翼。

「香澄?」

「なんか・・・呼ばれた気がする・・・これに・・・」

「え?」

ガンプラ
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