第1部「超次元編」
第1話「始まる戦い!鎧武始動!」
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なのです」
驚愕の答えに耳を疑うネプテューヌ達
「じゃ、じゃあ森が広がり続けたら……」
「……ゲイムギョウ界は滅びるわね」
ブランの発言に全員が言葉を失った
「何か方法は!? 滅亡を避ける方法はないの!?」
残酷な事実が受け入れられなく、ノワールは取り乱してしまった
「落ち着くんだノワール! まだ手はあるはずだ!」
取り乱すノワールを落ち着かせようとケイだった
「何かいい方法ないかな〜」
「……森を根絶やしにするというのはどう?」
ブランの提案にベールは
「無理ですわ。現に何人かのハンター達があの森に行きましたが、今のところ全員行方不明になってますし、根絶やしにするのであればその森に入らないといけません。なので、かなりリスクを負うことになりますわ」
と、リスクも考慮し却下した
「じゃあどうするの〜っ!?」
策がなくジタバタするネプテューヌ。しかしベールは違った
「一つだけ…… 方法がありますわ」
その言葉に全員がベールの方を向く
「あの森に存在する果実の力を使うのです」
ベールの言葉に全員が驚いた
「どうやって……?」
「まだ分かりません。ですが、あの果実には不思議な力があると推測されます。ですので人体に影響がないよう調整をし、それを使って戦う戦士を作り出すモノを作ればよいのでは? と私は考えています」
ベールの提案にネプテューヌ達は……
「よしっ! それでいこーっ!」
「私もそれに賛成よ」
「……私も賛成」
全員一致で提案が可決された
「ではこれから果実を調査し、それを使うデバイスを作り出しましょう!」
その一言で会議は終わり、同時に『アーマードライダーシステムプロジェクト』が開始された
ーーそして数ヶ月後……
【プラネテューヌ ギルド】
ギルドの出口に二人の青年が立ちながら話し合っていた
「本当に行くのかよ裕也……」
「ああ。大丈夫さ紘太、必ず帰ってくる」
そう言って角井裕也は親友である葛葉紘汰の肩をポンポンと軽く叩く
「でもな……」
「お前も俺みたいになれば大丈夫さ」
そう言うとギルドを後にし、バーチャフォレストを侵食する”森”に向かっていった
紘汰はというと森に向かう裕也の背中をただただ見つめるだけしかできなかった。そしてこんな事を呟いた
「俺にもっと力があれば……」
手を強く握る紘汰。その時、ある人物が紘汰の名前を呼んだ
「それはお前が力無き弱者だからだ。葛葉紘汰」
声がした方に向く紘汰。そこには……
「戒斗!? お前どうしてここに……」
黒と赤のロングコートを羽織った青年がいた
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