第3章 新たなる好敵手
第14話 月夜に蘇る暗黒龍
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ン》が地面の中に引きずり込まれる。
直後にそこから禍々しい力を溢れさせながら現れたのは、強靭な外骨格と漆黒の翼を持つ、おぞましい姿の巨竜だった。
《暗黒界の龍神 グラファ》
ATK/2700→3000 DEF/1800→2100
「更に、ここで《暗黒界の門》の効果を発動する。墓地の悪魔族モンスター1体を除外する事で、手札を1枚捨て、新たにデッキからカードを1枚ドロー出来る」
「手札を捨てる……という事は……!」
「その通りだ。俺は墓地のスノウを除外し、手札からグラファを捨て、カードを1枚ドローする。そして捨てられたグラファの効果発動。もう1枚のリバースカードを破壊する」
バラムのデュエル・ディスクから放たれた黒い力の奔流が、もう1枚の遊雅のリバースカードを貫いて破壊する。
「俺はこれでターンエンドだ」
「くっ、俺のターン、ドロー!」
遊雅は手札を確認しながら、唯一取れる行動を取った。
「俺は《デコイ・バードマン》を攻撃表示で召喚!」
遊雅のフィールド上に、角笛を持った幼い鳥人のモンスターが現れる。
《デコイ・バードマン》
☆☆ 風属性
ATK/600 DEF/1000
【鳥獣族・効果】
@:このカードが攻撃対象に選択された時に発動できる。
その戦闘によってこのカードのコントローラーが受ける戦闘ダメージは0になる。
A:表側表示で存在するこのカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時に発動できる。
デッキから攻撃力1000以下の鳥獣族モンスター1体を特殊召喚する。
《デコイ・バードマン》の@の効果は、デュエル中1度しか発動できない。
「ふんっ、その程度の雑魚を攻撃表示だと?笑わせてくれるな」
「どんなに力が弱いモンスターでも、みんな俺の仲間だ!侮辱は許さねぇぞ!」
「これは失礼した。では見せてくれたまえ、その雑魚がどのように活躍するかをな」
「くっ、言わせておけば……!手札から魔法カード、《烏合の行進》発動!」
様々な種族の獣が集っているが、全く統率が取れた動きができていない、そんな様子が描かれたカードが現れる。
《烏合の行進》
魔法カード
自分フィールド上に獣族・獣戦士族・鳥獣族のいずれかのモンスターが存在する場合、その種族1種類につき1枚デッキからカードをドローする。
このカードを発動するターン、自分は他の魔法・罠カードの効果を発動できない。
「自分フィールド上に獣族、獣戦士族、鳥獣族のどれかが存在する時、1種類につき1枚、カードをドローできる!俺のフィールドには鳥獣族モンスターが1体のみ。よって、デッキからカードを1枚ドローす
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