暁 〜小説投稿サイト〜
SAO<風を操る剣士>
第一部 --SAO<ソードアート・オンライン>編--
第二章 第二層攻略
第12話 お遣いクエスト
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、それにしてもシュウ助の攻撃すごかったネ」
「本当に凄かったです!!」
 アルゴの言葉にシリカが尊敬(そんけい)眼差(まなざ)しのような視線を向けてきた。

「それほどでもないよ……それよりアルゴ、お前は先に行け。情報は俺たちが荷物を届けてきいてから、メールするよ」
「いいのカ? あと攻略も…」
「流石に1日に2回、しかもフロアボスと戦う気は無いよ…」
「分かった、アリガトウ。この礼は…」
「クエストの報酬で良いよ」
「…アリガトウ」
 そういってアルゴはパーティーを解除して、ボス攻略の迷宮の方に向けて走って行った。



=========================



 その後アルゴにメールを送り、俺たちは報酬を確認した。
「このお遣いの報酬の、ほとんどが食い物と飲み物だぞ!」
「しかも結構、《敏捷力》とか上がりますね!!」
 俺達は報酬を見てテンションを上げた……のだが、
「ああ!! …でも…」
「…ほとんどが材料だから料理しないと食べられませんね…」
 シリカも俺と同じく途中で気が付いたらしい…

 そう…報酬を貰ったのいいのだが、俺たちは二人とも料理スキルをぜんぜん上げていながった。

 と、この食料どうしようかと考えていると、シリカがある物の事に気づき、聞いてきた。
「そういえば…この《協力調理器具》ってなんですか?」
「さぁ? 見てみるか…」
 そう言って俺はアイテムを出し、説明を見た。

「え〜と、なになに…『このアイテムを使用すると、二人で調理してより難しい食材の料理が可能です。 効果:二人の料理スキルの合計+60 使用回数:∞』だって!!」
「え〜!! それって…」
「ああ、今の俺たちでも料理スキル60(くらい)の料理なら作れるということだな」
「やりましたね、シュウさん!!」
「ああ!!」

 そんな事を話していたら、俺はふと思い出し
「そういえば、LAがあったんだった」
「え!? 本当ですか!?」
「ああ」
 そう言って俺はウィンドウを操作し、《レッサーコート》を装備した。

 コートは赤と白で、キリトのコートに少し似ていた。
「うわ、目立つな〜」
「あれ? シュウさん。そのコート、裏が黒ですよ?」
「え!?」
 シリカに言われ、よく見ると裏が黒である。俺はウィンドウをよく見ると、ウィンドウに表と裏の二つが現れていた。

「このコート、リバーシブルらしいな」
「すごいですね!」
「表がこの色で防御力を上げて、裏は《隠蔽》のスキルの向上か……まぁいいや、それよりメシでも食べようぜ、シリカ」

 俺の言葉を聞いてシリカは
「なら、料理を作りましょうよ!」
 と、力強く俺に言ってきた。

「え〜別に、明日でいい
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ