第2話
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「まずは、戦う前に自己紹介といきましょうか。私は旦那様にお仕えするセバスチャンと申します」
ヒューム「アイツに執事やメイドがいたとはな」
セバスチャン「ええ。ですが、旦那様をバカにされましたので、私も黙ってはいられません」
ヒューム「来い!少し揉んでやる」
そして、ヒュームとセバスチャンの戦いが始まる。一方、武神の川神百代と銀髪メイドも話している。
「私は、拓人様にお仕えするグレイフィアと申します」
百代「グレイフィアさんか。女同士なんだし、少しは仲良くしようよ」
グレイフィア「触らないで下さい。貴方の様な下賤な輩に触られたくありません」
百代「下賤って・・・少し怒ったぞ!」
そして、百代とグレイフィアも戦いを始めた。そこで拓人がこう言う。
拓人「二人とも、そんなの相手に時間掛けるなよ。この砂時計が落ちきるまでにケリをつけろ」
拓人は、地面に砂時計を置く。砂時計の時間は3分。それまでに決着をつけろと言ったのだ。
ヒューム「どこまでも嘗めてる小僧だな。さっさと貴様を倒して、アイツにも灸を据えてやる!!」
セバスチャン「できるものでしたらどうぞ」
次の瞬間、ヒュームは地面にひれ伏せていた。百代も同様である。
拓人「終わったか。量からして、1分半くらいだな。ならさっさと帰るぞ」
拓人は帰ろうとするが、ヒュームと百代は起き上がる。
ヒューム「・・・まだ終わってないぞ」
百代「そうだ!」
拓人「あのね〜、この二人にも勝てないなら、俺に勝てるはずないだろ?」
グレイフィア「そうですね。拓人様と戦えば、私達二人がかりでも3分もてば良い方です」
セバスチャン「酷いときは、本当に秒殺されますからね」
二人の言葉に、百代と鉄心は驚いた。
鉄心「なんと!?百代とヒュームを倒したお主等でも敵わんのか!!」
セバスチャン「はい。旦那様はお強いですから」
ヒューム「ならば、その力九鬼様の為に使え」
拓人「何でわざわざ、あんな弱小な場所に仕えなきゃいけないんだよ」
その発言に、ヒューム激怒して俺に襲い掛かる。
拓人「雑魚はそのまま寝てろ」
するとヒュームは、あっという間に地面に叩き付けられていた。
鉄心(わしですら、今の動きは見えんかった!恐らく、モモも見れておらんじゃろ)
鉄心は、冷や汗が止まらなかった。
拓人「折角だし教えてやるよ。九鬼が最強と思うなよ?向こうはたかが世界の3分の1を占めてるくらいだ。でもな、上には上がいるだろ?残りの3分の2を占めてる企業がよ。川神鉄心、コイツが所属してる九鬼に請求書を渡しておけ」
俺はそう言い残して、河川敷を去っていったのであった。
鉄
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