第2話
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心(・・・わしは驚きを隠せなかった。百代やヒュームが、あんな簡単に負けるとは思っていなかった。しかも、彼は先ほどの二人よりも強い。それはあの気を見れば一目瞭然じゃ)世の中は、本当に広いの〜」
そう言いながら、川神院と九鬼に連絡をいれるのであった。一方拓人は、セバスチャン達と一緒に車に乗っていた。
拓人「あいつらの素性を詳しく調べてくれ」
セバスチャン「既に調べさせておりますので、もう少々お待ちください」
グレイフィア「拓人様はお気になさらず、私の膝の上でお休みください」
グレイフィアは無理矢理、俺の頭を自分の膝に乗せる。俺は抵抗もせず、そのまま体を伸ばすのであった。
グレイフィア「拓人様、到着致しましたよ」
いつの間にか眠っていた俺は、グレイフィアに起こされる。
拓人「ん・・・着いたのか?」
グレイフィア「はい。お疲れ様でした」
車を降りると、自分が住んでいる店に戻ってきた。今日は疲れたので、店は定休日にする。そのまま、俺はエレベーター乗り込み、カードを差し込む。すると、ボタンを押さずに自動的に地下に下りていく。地下に到着すると、俺はある部屋に向かった。
拓人「入るぞ」
中に入ると、壁に数多くのモニター等が置かれている。
「たっちゃんいらっしゃ〜い♪」
すると、兎耳を着けてる女性が抱き付いてきた。
拓人「相変わらず甘えん坊だな束」
束「たっちゃん酷いんだ〜!全然束さんに会いに来てくれないんだもん」
拓人「悪かったな。で、セバスチャンに言われてた事は出来てるか?」
束「モチのロンだよ♪束さんにかかれば、ちょちょいのちょいだよ♪」
そう言うと、束は巨大なモニターに映し出した。
束「たっちゃんを襲った連中だけど・・・」カタカタ
キーボードを打ち込みながら説明してくれる。
束「まず、たっちゃんの車をお釈迦にしたコイツ。名前は《ヒューム・ヘルシング》だよ」
拓人「ヘルシング・・・もしかしてコイツ」
束「気が付いたみたいだね♪そうだよ、吸血鬼ハンターと言われてるあのヘルシングだよ」
拓人「なるほど・・・なら、アルクを会わせる訳にはいかないな」
束「大丈夫じゃない?基本はあそこにいるし、不自由はしないと思うよ?」
拓人「だな」
束「そして、九鬼財閥の信者で、数あるナンバーで、唯一零番の資格を与えられてるみたいだよ」
拓人「零番ね・・・」
束「あっ!それと、九鬼の経済を少し弄っておいたから♪」
拓人「流石は束だ」
俺は束の頭を撫でてやる。
束「エヘヘ♪今頃大慌てと思うよ?」
拓人「別にいいだろ。先に手を出してきたのはあっちだ。次は?」
束「次は武神と言われてる
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