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最強の武神をも超える男
第1話
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わしの名は川神鉄心じゃ」

拓人「俺は谷元拓人だ。小さいが料理屋をやっている。で、そこの金髪じいさんは誰だ?」

「口の聞き方に気を付けろ。俺は九鬼家に支えるヒューム・ヘルシングだ」

拓人「九鬼?」

俺はその名に聞き覚えがあった。確か、世界の3分の1に事業を展開してるってアイツが言ってたな。

拓人「あ〜、あの九鬼ね」

そう言うと、ヒュームが俺の事を物凄く睨む。

拓人「で、その川神鉄心が俺に何用だ?」

鉄心「お主の腕を見込んで頼みがある。あそこにいるのは、わしの孫で川神百代というんじゃが・・・」

拓人「あそこにいる、アンタの孫と戦えと?」

鉄心「そうじゃ」

拓人「悪いが断る。弱い奴を相手にするつもりはない」

俺がそう言うと、自分の車を止めてる場所に向かおうとする。すると、車を壊された。ヒュームの手によって。

拓人「おいおい。人の車を壊すなよ」

ヒューム「貴様が逃げようとするからだ」

その言葉に、俺の中で何かが切れた。

拓人「おい金髪ジジイ。今何て言った?俺が逃げるだと?」

すると、周りにいた野次馬が次々と気絶していく。

鉄心「これは!?」

鉄心も、その凄まじい気にたじろぐ。

拓人「今の言葉後悔させてやるよ」

「旦那様、この様な輩をお相手する必要はございません」

「彼の言う通りです。拓人様が手を出される必要はございません」

拓人の前には、ヒュームと同じ執事服を着た男と、メイド服を着た女性が立っていた。

拓人「けどよ、俺の気に入ってた愛車がお釈迦になったんだぞ」

「後程、九鬼に請求書を送らせます。そして、束様に新しいのを作っていただくように、既に手配しております」

拓人「・・・分かったよ」

拓人は渋々だが、二人の後ろに下がった。

「さて、貴方のお相手は私がさせていただきます」

ヒューム「少しはできるようだが、青二才が調子に乗るなよ」

「貴方はされるのですか?」

鉄心「わしはせんよ。じゃが、先程の気配で孫の百代がの〜」

既に鉄心の孫である川神百代がいた。

百代「私の相手は、綺麗なお姉さんか♪」

百代が触ろうとした瞬間、百代は投げ飛ばされていた。

鉄心「なっ!?」

鉄心は驚いた。いくらなんでも、武神を簡単に投げ飛ばされていたからである。

「申し訳ありません。ですが、拓人様以外は触らないで下さい。汚らわしいですので」

百代「なるほど。けど、ちょっとやそっとじゃやられないぞ!!」

そして、金髪不良執事と黒髪の執事、武神と銀髪メイドの戦いが始まったのであった。
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