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魔法少女リリカルなのは 龍皇の軌跡 現在連載停止中
竜召喚…思ってたよりチートだ

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《set up》
《起動》
リューヴェルトの体が光に包まれ、そしてはじける
そこには腰に剣、左腕に盾、背中に翼と特徴的な姿の彼がいた

「行くぞ、フィン、シルファイド」

そして彼は厚い雲に覆われた空へと翼をはためかせ、舞い上がった

side リューヴェルト

わたしは今、空から戦場を眺めていた

「フィン、この戦況を見てどう思う」

《戦況はあまりよくありませんね。マリアージュは数を増やしている様ですが相手の数が多すぎます。じきに
 マリアージュは全滅するでしょう》

「だな。フィン、フェザースキル解除、竜召喚準備!」

《了解。フェザースキル解除、竜召喚スタンバイ レディ》

竜召喚、これがロロから貰ったレアスキル、竜を呼び出し、使役する能力

「我が乞うは焼滅の炎、荒れ狂う紅蓮の焔。龍騎召喚、来よ、ディラノス!」

リューヴェルトの後ろの地面に巨大な四角形の召喚魔方陣が現れ、上下に顔がある二本足の黒い龍が現れる

「焼き尽くせ!エターナルフレイム」

  ギャオオオオオオン

ディラノスの二つの口から紅い焔が放たれ目の前のアイオスの軍勢の三分の二が消えた

「…あっけなかったな、お疲れ様、ディラノス」

そうしてディラノスは魔方陣の中に消えた

《残った者はどうしますか?》

「あいつに任せる」

そして再び竜召喚の準備にかかる

「ありとあらゆる痛みを知り、その全てを越えし者、生きる希望と絶望を示せ。龍騎召喚、来よ生の神龍ガルヴァード」

そして再びディラノスの消えた魔法陣から5,6メートルほどの全身が蒼、澄んだ翠色の瞳をした見た目東洋の龍が現れた
アイオスの兵達はまた現れた龍をただ見つめていた

「(見なければいいのに)ガルヴァード、バーストペイン」

ガルヴァードはアイオスの兵を睨み付けるそれだけでいい。バーストペインは睨み付けた対象の感覚神経の信号
を0.01倍から9999倍まで増減させる。今回は生き残ったアイオスの兵の信号を3333倍に増加させた。
さっきのディラノスの火炎によって軽度の火傷、爆風による傷の痛みが倍増し痛みに悶える者、悲鳴を上げる者
と様々苦しみ方をする

「相変わらず見ていていい気のするものではないな」

《同感》

あまり喋らないシルファイドにまで同情される有様である

「もういいぞ。ガルヴァード、というかやめてくれ」

『もう少し見ていたいのだが』

《強制送還》

見ていられなかったのはフィンも同様のようでまだやる気のガルヴァードを送り返した

「これで当分は攻めて来ないだろう」

そうして戦いはあっけなくおわ《警告、協力な魔力反応を感知、接近中》らなかった
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