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ファンタシースターオンライン2 the bluestory
第四話 鮮血の姫
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き返した


アリア「っ!?」


ジルベール「覇刀竜胆!!」


抜き身の刀を下から上に向かって振り抜き、衝撃波がアリアに向かって飛んだ


アリア「がっ!?」


その衝撃波を二連大蛇で何とか受け止めたが、その威力故に少し吹き飛ばされた

それを見逃すジルベールではなく、アリアと同じ様に一瞬でアリアの懐へ接近した


ジルベール「朝霧連弾!!」


刀の斬撃ラッシュを一気に叩き込んだジルベール、一刀流のジルベールに対して二刀流のアリアは有利な筈だが、凄まじい速度の連続斬撃がアリアを襲った


アリア「ぐっ…」


アリアも二刀巧みに操り、ジルベールのラッシュを防いでいた

しかし、徐々に押されつつあった


ジルベールは最後に強烈な横凪ぎの一閃を喰らわせた



その一閃をまともに受けて吹っ飛ぶアリア、重い一撃が彼女の体力を奪った



アリア「あはは…流石蒼穹の剣士…やっぱり強いね…私、今すっごく楽しい」


ジルベール「俺は全く楽しくない…むしろ早く終わって欲しい…」



アリア「終わらないわ、どちらか殺されるまで続くの…ああ…楽しい!!」


アリアはまた消えた


ジルベール(さっきからこいつの移動技、俺の刹那に似ている!?)


刹那とはジルベールが当主しているナハト流の技の一つである

ナハト流の訓練の中で鍛え上げられた強靭な足腰を使って地面を蹴り、亜音速を越える超高速移動が可能となる技である

しかしアリアもこれと似た高速移動をいているのである


アリア「知りたい?この技?私今すっごくいい気分だから教えてあげるね!これはね、縮地って言うんだよ」


ジルベール「縮地!?」


アリア「うん!そうだよ!これはねぇ、あなたのような刹那とは違ってこれは力を必要としないんだよふふっ!良いでしょ?」


ジルベール(だが性質的には刹那と同じか…なら)



アリア「考えてる暇無いよ!!喉元掻き切っちゃうからね!」


アリアは縮地で一瞬でジルベールの懐へ入った


ジルベール「ちっ!」


アリア「死んで!!『ディストラクトウィング』!!」



ジルベール「ぐっ!?があああっ!!」


一瞬反応が遅れたジルベールは強烈なクロス斬りをまともに受けてしまった


今度は服ごと皮膚も切り裂かれ、血が吹き出た


アリア「アハハ!ほら考え事してたから!」


ジルベール「ちっ…」


ジルベールは切り裂かれた所を回復魔法のレスタで治した



アリア「へぇ…あなたブレイバー/バウンサーなのね」


ジルベール「……」



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