第98話 壁の先は嵐が待っているようです
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憎々しげに眉を顰める。
そこへアリアさんが駆け寄り、僕達の所へも"影"で支援してくれていた二人が合流する。
くそっ、さっきので決め切れなかったのは痛い・・・!なら次は―――
―――ゴゥッ!!
「・・・・・・もう、許さない、から。『神虎』、全員構え。」
ドドドドドドドドザンッ!
「いきなりパワー比べか……!」
「ハッ!望む所やで!!」
作戦を立てようとした瞬間、ついにキレたアリアさんが『神虎』を八頭召喚し、
全員が火炎弾をチャージし始める。拙い、全部合わせたらさっきのノワールさんの魔法より
威力も威圧感も段違いに高い・・・!
それを感じ取った皆が、自分の最強の技で迎撃に入る。
「・・・・・・ファイヤー!」
BOBOBOOOOOOOOOOOOOOOOAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!
「いっくでぇ!"黒化狗神・神髄顕現"!!喰いちぎれぇ『黒狗神』!!」
wloloOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!
「神をも貫く我が影よ……!『万影呪槍・"泉撚出之依代"』!!」
ギュルァッ!!
巨大な虎の形となった炎が襲い掛かり、迎え撃つ黒い狗と影の攻城槍が激突する。
喰いつかれ、右足に槍が刺さった状態なのに殆ど勢いが落ちずにこちらへ迫る。
「ハッ、魔獣相手ならお手のモンだぜ!?ひっさぁぁぁつ!!『サウザンド・バスター』!!」
ギュドババババッババババッバババババババババババババババババババババ!!
そこへ『千の顔を持つ英雄』を完全解放した武器群と特大の気拳が放たれ、
炎の虎の顔と体の半分を削り取る。あとは僕の仕事だ!
「"術式解放・統合『光弾』『暴君』"!これで……!!"終焉『炎槍光雨』"!!」
シュォオオオオオオオオオオオァアアアアアアアアッ!
「水魔法……!?」
光と炎を反応・変化させ、大量の圧縮させた水を叩き付ける。
これで発生した水はマイナス100度以下でありかつ凍っていないから、アリアさんの炎で
簡単に蒸発する。そう、これで狙ったのは炎を消す事でも無く押し潰す事でもない!
「伏せてください!!」
――――ヒュッ
「これは……アリア!!」
結果を知っている僕は皆を伏せさせ防御魔法を張る。ノワールさんも気付き、アリアさんと
虎達を背に隠して槍を高速で回転させた。瞬間――!
ギキィィイイイイイイイイイイイイイイインッッ!!
「ぬぉおおおお!?さっみぃぃぃ!!」
『こ、これはぁーー!?灼熱地獄
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