番外編:想い繋がる時
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フォース「す、すまない!!戯れ言だ!!忘れてくれーっ!!」
走り去るリインフォース。
大輔「え!!?おい、リインフォース!!」
ブイモン、ロップモン[[大輔えええええ!!男を見せろ(て)よーっ!!!!]]
大輔「やかましい!!」
しばらくして大輔も温泉に入ったが、リインフォースは部屋に戻って来なかった。
大輔「(眠れん…)」
目が冴えてしまった。
こうなったらまた温泉に入ってしまおうと、道具を一式持って再び風呂場に。
服を脱いで、身体を洗うと湯舟に入る。
この足先から伝わる快感は本当にたまらない。
しかし、気のせいか近くで水が跳ねる音がしたような気がする。
しばらくすると奥の方が見えてきて、そこには…。
リインフォース「大、輔…?」
大輔「リインフォース…?」
そこには素肌にバスタオルを巻き付けただけのリインフォースが、目を見開いて大輔を凝視していた。
リインフォース「あ…う…」
赤面して黙りこんでしまったリインフォースに大輔は急いで湯舟から出た。
大輔「わ、悪い!!悪気はなかったんだ!!い、今出るから…」
リインフォース「待って!!」
ギュッと大輔の腕を掴むリインフォースに大輔は身体を強張らせた。
リインフォース「ここに…ここにいて…欲しい」
縋るような声に、大輔はゆっくりと身体を湯に沈ませた。
沈黙が支配する。
チラリとリインフォースに目を遣る。
少し赤みを帯びた白い肌に、スタイルのいい肢体に思わず目を遣ってしまう、これが男の性という奴か。
リインフォースはジッと自分を見ていたが…。
大輔「何だよ…」
リインフォース「あ、いや…随分身体に傷がついているなと思って…」
大輔「傷?」
確かに大輔の身体には傷がある。
大半は今までの戦いで負ってきた物ばかりだが。
この傷は今まで戦ってきたことの証でもあり、同時に今まで倒してきた敵を忘れないための戒めでもある。
リインフォース「この中には…私があなたにつけた傷もある…」
大輔「気にすんな。こいつは今まで戦ってきたことの証…お前達を守ってこれたことの証だ」
リインフォース「………」
大輔「もうこんなこと気にすんなよ。あれはお前の意思なんかじゃないだ…」
リインフォース「しかし…」
大輔「お前が辛そうにしてると俺も辛いんだ…お前は俺の大事な奴なんだから…」
リインフォース「大輔の大事な…?私が…?」
リインフォースが困惑したように大輔を見る。
今聞いた言葉が本当なのだろうかと必死に考えを巡らせているの
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