番外編:想い繋がる時
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ながら魚のように口をパクパクと動かしながら大輔を見遣るのだった。
部屋に案内された大輔とリインフォースは、大輔はブイモンを隣に置き、リインフォースはロップモンを抱き締めながら赤面しながら俯いている。
大輔、リインフォース「「あの…」」
互いの声がハモる。
大輔、リインフォース「「っ!!」」
互いにビクリとなり硬直。
ブイモンとロップモンはどこの初々しいカップルだよとツッコミたくなった。
大輔「えっと、何だリインフォース?」
リインフォース「あ、いや…大輔こそ…」
ブイモン[(じれったいな…)]
ロップモン[(早く言っちゃえばいいのに…)]
しばらく沈黙。
そして…。
大輔「そ、そう…風呂!!そろそろ風呂に入ろうぜ!!」
リインフォース「え!?あ、ああ、そうだな!!それがいい!!明日は主達にお土産を買わないといけないしな!!今日はゆっくり…」
しかし、そこで…前にはやてに言われたことを思い出す。
はやて『旅館にさえ行ってしまえばフェイトちゃんもアリシアちゃんもアリサちゃんもどうにも出来へん。そこで一気に既成事実を作ってまえ!!』
リインフォース『き、きききき既成事実!!?あ、あああ主、何を!!?』
はやて『リインフォースは大輔さんが大好きやからな〜。たまには素直に甘えたらどうなんや?旅館での時間を楽しんでくるんや。勿論、夜も頑張るんやで〜?』
ボフンッ!!
はやての言葉を思い出したリインフォースが頭から煙が出た。
大輔はそれを見て驚くが、すぐに言葉を紡ぐ。
大輔「えっと…じゃあ俺が先に入るから、リインフォースは後で!!」
そう言ってリインフォースに背中を向けるが、リインフォースは…。
リインフォース「待って!!」
大輔「え?」
リインフォース「あ…その…そ、そう…疲れているだろうから」
モジモジしながら大輔を見て必死に言葉を紡ぐリインフォースに大輔は内心可愛いと思った。
リインフォース「そ、その…せ…せ、せせ…せ…」
大輔「…?」
リインフォース「だ、だから…その…せ、せな…せ、せせ…背中を、流させて…くれない……かな…?」
ブイモン、ロップモン[[(言ったああああっ!!)]]
ブイモンとロップモンの心が一つとなった。
ビシリという効果音と共に大輔は固まった。
リインフォースは大輔からの返事がないことに赤面しながら涙を溜めた。
リイン
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