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魔法少女リリカルなのは 絆を奪いし神とその神に選ばれた少年
第三話 誘拐事件
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な?彼がこれをやったのかい?』
『はい、そうですけど……』
『だとしたら、これから彼の事を監視する必要が出てきますね』
『え?それってどういう……?』
『いやね……紗華君が打った手刀なんだけど……
躊
(
・
)
躇
(
・
)
い
(
・
)
が
(
・
)
無
(
・
)
か
(
・
)
っ
(
・
)
た
(
・
)
ん
(
・
)
だ
(
・
)
』
『躊躇いが……無かった?』
『ああ、これはほとんどの人間に言える事なんだが……人が人を傷つける際にはどうしても躊躇いが生じてしまう』
『しかし、彼の攻撃には躊躇った形跡がまったくなかった。つまり、彼は高宮君を傷つける事をどうでもいい事を割りきっているか……』
その先に言葉にるいは聞いた当初、寒気がしたのを覚えている。
『高宮君が死ぬ事も辞さないような選択を平然とした……つまり、人が死ぬ事に慣れている、という事だね』
人が死ぬ事にすらも慣れている……そんなの、転生者であるるいも経験はした事はなかった。
そこまで考えて、るいは神楽院……否、全の前世の事を知りたいと思った。
そんな事を思われているとは知らない全は……勉強をしていた。
全は前世では義務教育の途中で暗殺者として訓練に参加していた為、碌に勉強をしてこなかったのだ。
そのせいで、全は今、勉強が超楽しいと思っているのである。
(ここの数式をこれに当てて……よしっ!これでここまでの範囲は終了……ま、数学は簡単な数式しか習ってこなかったしな)
全は暗殺者として簡単な勉強だけなら暗殺者としての先輩達に教えてこられた。その際に英語や国語など他の国に派遣された際に困らない程度に修めた。
しかし、数学だけはそんなに勉強してこなかったのだ。というのも銃弾の数、敵の数、どこをどういけば相手に見つからずにいけるか、どのような方法を用いれば相手に気づかせずに殺す事が出来るか。
そんな事をずっと考えていた為、数学なども銃弾数を調べる際や相手の数なんかを数える際にしか使用しない為、あまり勉強してこなかったのだ。
キーンコーンカーンコーン
「っと、時間だな」
丁度いいところでチャイムが鳴った為、全は勉強を止めて次の授業の準備を始めた。
授業を終えて、全の姿は商店街の真っ只中にあった。
今日も全は買い物をして
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