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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第七十五話 純愛の光
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世界のために役立てたかったのだ!!だが、我々はこの世界にとって必要がないというのか!!無意味だというのか!!?この世界は我々が支配する。我々の場所を確立するのだ。邪魔をする者には全て消えてもらう!!フハハハハ!!!!光あるところに呪いあれ!!』
どこまでも深い悲しみと空しさが込められた悲痛な声のアポカリモンの叫びがヒカリの脳裏に響き渡る。






























ヒカリ「ーーーっ!!」
自分達は何をした?
暗黒の力の集合体のデジモンであるアポカリモンを救うどころか、否定するように倒してしまった。
まるで自分が、償いきれないような罪を犯してしまったような気になり、思わず身体が震える。
大輔「…八神、アポカリモンに関しては仕方ないと思うぞ。アポカリモンは今までの敵の力を宿していた。だから、本気で戦わなきゃ八神達が死んでいた。あれはあんた達に出来る最善だったと思う…間違いだって気づけたなら他のことで挽回しろ。いいな。」
ヒカリ「………うん」






























ブイモン[…テイルモン、気づいたか?]
テイルモン[ええ…]
京「何?何!?」
大輔「元凶のお出ましだ。」
何もない空間から植物を思わせるデジモンが現れた。
完全体のブロッサモン。
ブイモン[完全体…ケッ、また雑魚のお出ましか]
ホークモン[雑魚って…私達からすれば充分強敵なんですが…]
ブイモン[鍛えろ。大輔!!]
大輔「植物には炎だ。デジメンタルアップ!!」
ブイモン[ブイモンアーマー進化!燃え上がる勇気!フレイドラモン!!]
ホークモン[ホークモン進化!アクィラモン!!]
テイルモン[ヒカリ!!]
振り向くテイルモンに頷き、ヒカリもD-3を掲げようとしたが…。
ブロッサモンの悪意に満ちた咆哮が彼女の弱った心を襲い、ヒカリは自身を襲った凄まじい寒気にD-3を取り落としてしまった。
ヒカリ「いやあああぁっ!!」
絶叫し、身を守ろうとヒカリは頭を抱えて身体を丸めた。
大輔、京「「!!?」」
テイルモン[ヒカリ!!?]
大輔「しまった。ダークタワーデジモンの暗黒エネルギーが…フレイドラモン!!奴の咆哮を止めろ!!」
フレイドラモン[ナックルファイア!!]
オーバードライブで強化された火炎はブロッサモンの巨体を燃やす。
京「凄い…」
大輔「京!!八神を!!」
京「え?あ、うん!!」
大輔に促された京がヒカリに走り寄る。
ヒカリ「嫌…怖い…!!」
身体を震わせ、涙を流すヒカリに京はヒカリの身体を抱き締めた。
京「大丈夫よヒカリちゃん!!辛かったら私が
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