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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第七十五話 純愛の光
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「え…?」
まさかのヒカリからの否定の言葉にタケルは硬直する。
ヒカリ「今まで、本宮君達はデジタルワールドに害を及ぼそうなんてしなかった…寧ろ守ってくれたわ」
タケル「ヒカリちゃん…本気で言ってるの?こいつらは光を否定して…あまつさえ天使型デジモンを殺した罪人なんだよ?」
ヒカリ「本宮君達の事情はタケル君も聞いてるでしょ?そんなことされて嫌いにならない方がどうかしてるの。それに向こうだって言い分を聞かないで攻撃してきたじゃない!!」
タケル「ヒカリちゃん!!“闇”はあってはならないんだよ!!こいつだって今は何もしなくてもいつ害を及ぼすか」
ヒカリ「大輔君はそんな人じゃないっ!!!!」
ヒカリの叫びが樹海に響き渡る。
全員が目を見開いて硬直する中、大輔がいち早く復活した。
大輔「分かった」
ヒカリ「え…?」
大輔「負けたよ…あんたのなけなしの勇気に免じて、ブラックウォーグレイモンへのリベンジは後にしてホーリーリングを探そう。ブイモン達もいいか?」
ブイモン[まあ、別にいいけどさ…]
フェイト「大輔が言うなら私は構わないよ」
賢「まあ、ホーリーリングに触れられるチャンスでもあるしね…」
はやて「気は進まへんけどな」
タケル「…………」
タケルの表情は言葉にせずとも分かる拒否の感情が目に見えた。
大輔「京と伊織は?」
京「え?」
ブイモン[一緒で構わないのかって聞いてんだよ]
京「その…うん、いいんじゃない?」
フェイト「分かった。じゃあ私とはやては向こうを探すよ」
はやて「じゃあ、ホーリーリング探しを始めるとするかいな」
大輔「八神、今回は一緒に行動するぞ。言い出しっぺなんだからな」
ヒカリ「あ、うん…」
賢「僕ははやて達が心配だから一緒に行くよ」
大輔「ああ…お前はどうすんだ?お前だけのようだぜ?一緒にいるのが嫌ならとっととお帰りになった方がよろしいんじゃありませんかね?」
大輔の言葉に拳を震わせながら、タケルはホーリーリングを探しに行く。
大輔「伊織、お前はあの馬鹿と一緒に行け。俺はあいつが野垂れ死にしても構わねえけど。石田さんとかが悲しむからな」
伊織「わ、分かりました…」
伊織がタケルを追いかける。
大輔「行くぞ」
ヒカリ、京「「う、うん…」」






























大輔「テイルモン、ホーリーリングを無くしたのはどこら辺なんだ?」
テイルモン[この辺りの…はずなんだけど…]
ブイモン[ブラックウォーグレイモーン…]
大輔「しつこい」
京「ねえ…ブイモン」
ブイモン[ん?]
京「何でブラックウォーグレイモンに会いたいの?」
ブイモン[これだから平和主義者は…俺は戦闘種族の純粋古代
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