第153話
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制理の手を握る。
愛穂は拳銃を構え、男ではなく二人が逃げる方向に邪魔になりそうなティンダロスの猟犬に銃口を向ける。
「これで終わりだ。」
最後の一撃が繰り出される。
光の輪は砕け散り、囲んでいた猟犬は一気に襲いかかる。
制理と桔梗は振り返り走り出そうとする。
愛穂は引き金を引いて、ティンダロスの猟犬を少しでも動きを止めようとした時だった。
空から蒼い槍が無数に降り注ぐ。
それらは的確にティンダロスの猟犬たちを貫き、爆発する。
爆炎が辺りを覆う。
その煙はすぐに晴れる。
三人を守るように麻生恭介が男と対峙するように立っていた。
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