第二話 発動!金剛形態
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っているのか不明だが安座になって両手でおにぎり法張り始める烈斗頑駄無
『がつがつ!美味い美味い!』
「その口でどうやって食べてるんだあいつは・・・何でおにぎり?」
「だってただ立ってるだけじゃ愛嬌ないでしょ?」
「ああそうですか・・・」
そう言ってミツキが作った超小型プラフスキー粒子発生装置の紹介が終わると本題に入った。
烈斗頑駄無を囲み翼・香澄・狂四郎・・・そして暇だったのかミツキまで加わり詳細を尋ねる事にした。
『何か分からないけど・・・緊張するな・・・』
「こっちだって前代未聞だぜ・・・喋るガンプラなんて」
「それ言えてるかも」
翼と香澄の問いかけに思い当たることがあるのか烈斗頑駄無はしばらく考えると・・・
『多分・・・』
「「多分?」」
『武者頑駄無は生きてるしそう言う設定だからバグ的な物じゃないのか!?』
「バグかよ!」
『ボソ・・・そういう事にしておいてよ・・・』
「ん?何か言ったか?」
『べ!別に!何でもないし!!』
考え中だった為途中の話を聞いてなかったのか翼が聞きなおしてみるが大慌てで誤魔化す烈斗頑駄無。
それを見ていたミツキは・・・
(何となく正体見えた気がする・・・)
と思うのであった。
すると話題が変わった。
「四郎さん・・・何でこれ作ったんですか?」
翼の質問に狂四郎は腕を組んで応えた。
「うん・・・不思議だったんだよなぁ・・・」
ある日のことだった狂四郎が閉店後に整理していた時だった。誰も居ない薄暗い空間で何かの勘が働き振り返るとそこには光り輝く鳥の姿があったのだ。
「へ?夢?俺疲れてるのかな?」
目を凝らして狂四郎がその鳥を見ていると鳥が口を開いた。
『狂四郎・・・』
「喋った!?」
『驚くのも無理はない・・・だが詳しく説明している暇はない・・・狂四郎・・・私は結晶鳳凰・・・』
「結晶鳳凰?・・・え?夢!?・・・それとも本物!?」
『狂四郎・・・この世界が闇の力に覆われようとしています・・・』
「闇の力!?」
『新生闇軍団・・・この世界に現れようとしています・・・狂四郎・・・若き武者を作って下さい・・・ただしそれを使うのはあなたじゃありません・・・いずれ現れる少年たちのために』
「少年達?」
『既に一人の青年が新生闇軍団を食い止めてくれています・・・あなた達にこの世界を託します』
そう言い残し結晶鳳凰は光となり消えたのだった。
「なんだったんだ?・・・今の・・・」
そう呟くと狂四郎は心に流れ込んできたイメージのスケッチをはじめ武者たちの製作に取り掛かったのだった。
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