暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第67話 クレインの考え
[7/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
たの。だから私もゆりかごに関しては殆ど分からないわ。………よくよく考えれば私を信頼していない証拠よね………」
と悲しそうな顔で最後の言葉を呟くイクト。
(あの時はああ言ったが、やっぱりそう簡単には切り替えられねえか………)
そう思いながらもバルトは特に声を掛けなかった。単に何と声を掛ければ良いのか分からなかったのも理由の一つだが、幾ら妨害が殆ど無いと言っても敵には何回か遭遇している。先程までのヴィヴィオとの戦闘にヴィヴィオとなのはが動けない状態で戦うとなると苦戦するのは目に見えていた。
「だけどあなたが居てくれたお蔭でこうしてヴィヴィオも助けられたし、道も案内してもらえる。………私達だけじゃ例えヴィヴィオを助けられたとしても帰れたか分からないから」
と、優しく声を掛けるなのは。
「そうだよイクトお姉ちゃん。だから元気だして!!」
バルトの背中からヴィヴィオが元気よく励ました。
「………ってかお前本当は動けるんじゃねえのか?」
「そ、そんな事無いよ!!バルトのせいで身体がだるいよ〜!!」
「いや、ダメージの大半はなのはの無茶苦茶な砲撃だからな………」
「わ、私のせいですかバルトさん!!」
「確かになのはお姉ちゃんの砲撃は………」
そう呟いて身震いするヴィヴィオ。どうやらトラウマになったようだ。
「それよりもヴィヴィオ」
「身震いしている女の子をみてそれよりもとか………」
「い、いやそう言う意味じゃ無くて………ヴィヴィオがまだお姉ちゃんって呼び方なのが気になって」
「ああ、そう言えば………もしかしてママって言うのが恥ずかしいのか?」
「うっ………」
痛い所を突かれたのか苦笑いするヴィヴィオ。
「ませてんなぁ………あのアホの影響か?お前位の歳だったらママって呼び方も普通じゃねえのか?」
「そうですね………あっ、でも私はお母さんだったかな………でもそれはお兄ちゃんやお姉ちゃんの影響もあるのかな?」
「俺は親もいなかったしなぁ………こういう事に関しては全く分からねえ」
(………あれ?なんだろこの雰囲気)
いきなり2人で呼び方に関して真面目に話し合う光景にヴィヴィオは嫌な予感を感じた。
(これってもしかして色々と言わされるパターンじゃ………)
「よしヴィヴィオ、試しに色々となのはを呼んでみろ。最初はマミーからだ」
「初めて聞いたよ!?それ本当にお母さんの事を呼んでるの!?」
「うん、そうだよ。実際に聞いた事無いけど………多分外国だと普通だと思うの!!」
(だめだ、絶対に面白がってる………!!)
2人の様子を見て、なのははともかく、バルトに関しては少し笑いを堪えている様にも見えた。
「ほらヴィヴィオ、マミーだよマミー!!」
「ちょ、ち
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ