暁 〜小説投稿サイト〜
ウイングマン ビッグプラススモールプラス
混沌 新たなる助っ人
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大きくなった美紅は全裸で拳にパンティを握った状態だった。
大事なところは何一つ隠せていない。
それどころか傍から見れば、自分でパンツを脱いで大はしゃぎをしているように見える。そんな格好だったのだ。

健太が倒れても最初は美紅にはその理由がわからなかった。
自分自身もいきなり大きさが戻ったことすら理解できていなかった。
ただ、自分の見ていたものの倍率が普通に戻りに戻ってくる。
その視覚で最初に見えたのがウイングマが鼻血を出して倒れてしまう姿だった。
「え!?」
どうして倒れたのか理由を考えるよりもまず、倒れた健太に驚いた。
その健太の異変に関係なくアオイは歓喜の声を上げた。
「やった! 元に戻ったぁっ!」
桃子もアオイの変化を一緒に喜んだ。
「よかったですね、元通りですよ、アオイさん!」

「広野君、大丈夫?」
間もなく健太は変身が解けたが、顔は鼻血まみれだった。
アオイと桃子はアオイの体型が戻ったことの喜びと安心感が大きかった。
血まみれの健太を気にかける人間は美紅しかいなかった。
健太の体を揺らして無事を確認した。
タイププラスとの戦いはある程度見ていたが、それほどのダメージを受けたような気はしなかった。
「誰にこんなこと……」
健太は、美紅が介抱をするまでもなく、すぐに健太は意識を取り戻した。
しかし、健太の目に飛び込んできたのは美紅の小ぶりだが形のいいバストだった。
「う〜ん……」
健太はまた鼻血を吹きあげてまた気絶した。
「広野く〜んっ!?」
その状況に美紅は大慌てた。
いきなり目の前での健太の出血&気絶で美紅には少しパニックになっていた。
そして、美紅の慌てる声でようやくアオイと桃子が健太たちの方を見た。
「アオイさん、桃子ちゃん、広野君が!?」
涙目で美紅は2人の方を見た。
「あらあら……」
アオイと桃子は落ち着いていた。
健太の倒れている原因が明白だから慌てる必要もなかった。
「美紅ちゃん、その恰好じゃけん坊はまた倒れちゃうわよ」
アオイのその言葉に桃子は顔を赤くしてうなずいた。
「その恰好……?」
美紅は自分の姿を改めて見てみた。
そして自分が全裸だったことに気が付いた。
「いやあ〜んっ!!!」
美紅は慌てて体を隠そうとした。
自分が元の大きさに戻ったことをは理解していたが、健太がいきなり倒れていたので自分のことを鑑みる余裕がなかった。
さっきまで小さくされていたがパンティが体を隠してくれていた。
しかし、体のサイズが元に戻れば、パンティで体を覆うことなどできるはずがなかった。
今の状況は当然の結果だった。

自分の着るものは……
自分の右手を見た。パンティをしっかり手に持っていた。
美紅は慌ててそれを履いた。
しかし、それでもトップレス。小ぶ
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