『NEGLECT-storyⅢ-』
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貴女は自分の幼少期の
傷が未だに治らない
我が子の傷より
貴女自身の傷が強い
僕は貴女より強い
強くならなければ
乗り越えなければ
ならない壁
貴女は長年
目を背け続けた
だから僕の傷より
自分の傷が強いんだろう
だから僕のｲﾀﾐが
解らないんだろう...
僕は貴女の子だ
変わりはしない真実
だけど貴女みたいな
人間にはならないと誓う
自分の傷も乗り越え
他人のｲﾀﾐにも気付き
ほんの少しでも
癒せれる人間に
ないたいと心から想う
貴女の様には
決してならない
我が子のｲﾀﾐすら
解ろうともせず未だに
自己中心的なガキの
貴女に僕は絶望した
子供など産むこと自体
間違ってたんだ
貴女みたいな人間には
そして僕もいずれそう
同じ様に
言われてしまう日が
来てしまうだろうか？
貴女に似るだろうか？
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