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王女の愛――DQ3からDQ1へ
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ょろと見比べ、
「すごいじゃん!レイルとプラチナ、お互いの子孫もラブラブだよ!」
「こら、ナギサ」
「だってトウカ、本当の事じゃん。素敵だよ!」
「…それもそうか」
蚊帳の外――というか、トウカとナギサは自ら二組のカップルを邪魔しないように見ていたのだが――の二人はこの雰囲気を楽しんでいたようである。

「やっぱり、このペンダントの文字には素敵な意味がこめられていたのですね、ハルカ様」
「ええ。勇者ロトであるレイル様とその妻のプラチナさん、そして、僕とローラ姫…。僕と貴女は素敵な運命にあると思うと、嬉しいです」
「私もですわ」
ハルカとローラ姫を見ていたレイルたち。
「プラチナ…僕達を…継いでくれる人たちは……二人とも…素敵な人だね」
「ええ。レイル……私、レイルの妻として、とても幸せよ」
プラチナは嬉しそうにレイルの腕にしがみつく。
「僕も、君と結ばれて、本当によかった」
ハルカとローラ姫も同じように腕を組んでいた。手にはしっかりと二つの“王女の愛”がそれぞれ握り締められていた。
「レイルさんとプラチナさん、こんな素敵なものを、僕達にプレゼントしてくれて、本当にありがとうございました」
「私達も…レイル様やプラチナ様のように優しくて素敵な夫婦になれるように心がけますわ」
「本当、僕達もあのラブラブな二人の血を引いているのですからね。ロトの伝説だけでなく、ロトの愛も受け継がなければね」
「ふふふ」
レイルとプラチナはハルカ達の言葉に照れる。
「ふふふ」
「あははっ」
そして、後ろにいた守護者のナギサとトウカとともに笑いあった。
「願ってたとおりだね」
「ああ。俺達もレイルとプラチナ、そして、彼らの子孫たちの幸せは嬉しいもんだ」
「トウカ、あたしたちの子孫っているのかな」
「さあな」
彼ら6人はその後も、ロトの勇者伝説、そしてロトの愛の伝説(!)を語り合った。

不思議な空間が以前より白っぽくなってきた、と、トウカが呟く。朝が近い証拠、らしい。
「さて、ハルカ。僕は本当に君に出会えてよかった。君が本当に素敵な子孫だったということが」
「いいえ。ロト様――レイル様が素晴らしい方なのですよ」
「プラチナ様、…私もハルカ様を癒したいですわ…」
「ええ。ローラさんにもできます。ハルカさんは、貴女と一緒にいるとき、レイルが私にいつも見せてくれるような、優しい素敵な笑顔を貴女に見せていましたから」
「…じゃあ、ハルカ、ローラさん、ずっと幸せにね」
「…私たちはこれで失礼します。あなたたちに出会えて本当によかった」
「それ、また子孫にも伝えてね!どんな形でもいいから!」
「ナギサ…どんな形でもってなんだ?」
「レイルとプラチナの愛が伝わっていれば、どんな愛の形でもいいって事よ!」
「ナギサ……っ
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