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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
お兄ちゃん頑張って!
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邪魔しちゃったじゃん。今回も邪魔しちゃったら悪いしさぁ…」
「邪魔も何も、あの(ティミー)に成功させられると思ってるの!?100パー失敗よ!その時の為にフォローに向かわないと!乳揉んで、言い訳こいて、失敗して…二人が破局したら大変でしょ!」
万が一成功したら見学したいし…

「そ、そうか!フォローをしてあげないと大変だよね!?」
どうやらウルフも納得してくれたみたい(誘惑に負けたとも言う)で、慌てて二人でアルルさんの部屋へとかけだした。


そして何時ぞやの時と同じように、ドアの隙間から部屋の中を伺う私達…
どうやらタイミング良く、これから乳揉みにトライする瞬間だった!
さりげなく…とは言い難い動きでアルルさんに近付くお兄ちゃん。
「もっと自然な動きは出来ないのかよ…」
ウルフが溜息混じりで呟いた。

「きゃぁ!…ちょっと何!?ティミー…いきなり何するのよ!?」
ウルフの呟きに笑いを堪えている間に、遂に行動を起こした我が兄!
だがしかし、真面目な(アルル)は驚き憤慨する。
「『やだ〜、もうえっちぃ〜』とか言えよ!男は常にそんな事ばかり考えているのよ!」
今度の呟きは私だ。
彼氏と二人きりの密室なのだから、そんなハプニングは織り込み済みでいてほしい。

「あ!ご、ごめん!!そ、その…ア、アルルの…む、胸を…感じたかったんだ!!」
「「……………………」」
それじゃぁただのスケベ心だろ!

(バチ〜ン!)
アルルさんの強烈な平手打ちが、お兄ちゃんの左頬へとヒットする。
「何考えてるの!?ティミーがそんなにスケベな男だとは思わなかったわ!!」
ほら…失敗したわ。
しかも言い訳の台詞すらまともに言えなかったからね…

私はウルフに目で合図を送り、慌てて室内へ雪崩れ込む。
「ごめんなさいアルルさん!私達がお兄ちゃんに、アルルさんの胸を揉む様に吹き込んだよ…だからお兄ちゃんを怒らないで」
「そうなんだアルル…何時まで経っても進展しない二人の関係がもどかしくて、俺がティミーさんに『女だってエッチなことが好きなんだ。でも自ら求めたら淫乱って言われるだろ?だから男から迫ってやるのが礼儀なんだよ!』って嘘吐いたんです!本当ごめんアルル」
私とウルフは、お兄ちゃんのフォローをするべく、交互に言い訳をぶっこいた。

「ちょ…また覗いてたの二人とも!?だ、大体余計なお世話よ!別に私達の仲がどう進展しようが、二人には関係ないでしょ!放っておいてよ!」
かなりご立腹のアルルさん。
まぁ当然だろう…

「いや…そう言う訳にはいかないよ。俺はアルルのこともティミーさんのことも尊敬しているんだ!その二人が付き合うことになって、俺は凄く嬉しかった…でも二人とも真面目すぎて、とてもじゃないが恋人同士とは言え
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