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俺が愛した幻想郷
俺は愛せる? 幻想郷...
式神の力ってすげぇ...
第十四話 大体能力のせい
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世界(げんそうきょう)想像してないぜ」

「あ。把握」

そのあと数秒温んだ。ゆっくり炬燵を出て、自分の部屋に向かう為、襖に手を付ける....と、ここであることを知りたくなった

「使い過ぎたら... 死ぬのか..?」

背を向けて、低い声でそう聞いた

「死ぬんじゃない?」

「かっる!! 軽過ぎないか!?」

「冗談よ。誰も"死には"しないわ。"死には"」

なんで"死には"を強調したんだ... 怖い、この人怖い。ぶっ倒れたりするのか? あのスキマから出たときみたいになるのかっ!? あれは嫌だぞ、マジで辛かったからな。死ぬかと思ったわ
慣れれば良いのだろう。慣れれば



■■■


あの後、紫お母様にお風呂に入れと言われたので入った。どうせ服を着替えるのなら丁度良いだろう
あくびをしながら自分の部屋に入る。いつでも寝れる様、布団を敷いておこうと思っていた。だが、既に敷いてあった。まぁ... 橙が中で寝てるからだろ。知ってた
少し前から気になっている長い前髪を弄りながら、元居た世界の家の構造を思い出し、服がしまってあるタンスを思い出す

「家で着る服と外で着る服とで二着ありゃ大丈夫だよな...?」

布製の物が擦れる音が聞こえ、それと同時に右手に重みが生じる。まずはTシャツ。黒い何も書いていないただの長袖Tシャツ。灰色のジーパン。寝間着は... 今着てるシャツで良いとしよう。でもそれ言ったらなんで服を出さそうとしたんだっけか...? 橙によだれ垂らされたからだよな? でももう乾いたよ... 臭いとかそう言うのは考えないでくれ。いや、俺たち男にとって美少女のよだれは臭いではなく"匂い"だと... やっぱなんでもない。疲れてるのかな、俺

先ほどから弄っている前髪。たまに目に刺さるのだ。良い加減髪を切らなきゃな、なんて思って居たが... 幻想郷に床屋はあるのだろうか? いざとなったら自分で切るが。前に自分で切ったとき大失敗して大変な思いをしたのであまり気はのらない。切ってから幻想郷にくれば良かった

ふと、腰をかけていた机の中が気になった。法則でもなんでもないが、人間と言う者は机の中を見たくなるのだ。法則と言うのならば、机の中を何処から見るか... そこで使われる、左の法則。人間は左から調べる法則がある。らしい

「と言うわけで左から」

何も入っていない

「なんか。知ってた」

続いて右

「なんだこれ...?」

大きな引き出しに小さなメモ書きが入っていた。メモの内容を調べる

式神の飼い慣らし方

「どんなメモだよっ! ってかなんでここにあんだよ...」

思わずそう叫ぶ。と

「んぅ〜... なんですか。うるさいですねぇ」

橙が起
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