暁 〜小説投稿サイト〜
俺が愛した幻想郷
俺は愛せる? 幻想郷...
式神の力ってすげぇ...
第十四話 大体能力のせい
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みかんを買う前に何気なく買った棒付きキャンディー。違和感が凄かった... あんな和風な、むしろ和風でしかない道のなか、棒付きキャンディーが売っている店があるのだ。違和感しか感じない。他にも、ドーナツとかカステラとか... あったぞ。どうなってんだ、幻想郷... ただ、一つ言えるのは、その売ってるキャンディーやカステラは、一昔前にブームになったが今では忘れ去られている、販売中止になっている物ばかりだった。いや、それしかなかった。そこで思った。現実でもう使われなくなった物、捨てられた物、そんな物達が集まるのが幻想郷なのでは無いのか...と。幻想入りと言ったところだろう。よくよく考えてみれば、妖怪だとか式神だとか巫女だとか。確かに今でも一部では言われているけれど、全然話になっていないのだ。だから、この幻想郷には式神が居る、妖怪はまだ見つけてないからわからないけど(紫が妖怪っぽい)

キャンディーを一本口に突っ込みながらひょんなことを考えて家に帰った


■■■


「どう?遠かった?」

「いや、全然。行きはなんかすっごく遠かったけど... 誰も悪くない、誰も悪く無いぞ...」

炬燵に中っていたら紫が突然現れてそう聞いて来たのでそう返した。自問自答
いえいえ、いつも僕の心の中は自問自答ですゆえ

買ってきたみかんを炬燵の上にある籠の中に入れる。ついでに湯呑みを取ってお茶も淹れる。飲む

「なぁ紫よ」

「なに、紫よ?」

「紫って妖怪なのか?」

「そうだけど、知らなかったの?」

「知る余地もないだろ。聞いてないし」

「聞かれてないし」

「あったかいんだし?」

「いや、まだ幻想入りしてないわよ。多分...」

炬燵あったかいんだから...
そう言えば橙と藍さんは何処に行ったんだろう。帰ってくるときも見てないし... 自分の部屋に行ったのかな? まさかと思うが自分の部屋が無いとかはないよな? 廊下で寝てお掃除ロボットに挨拶とかないよな? 紫の式だから何体死んだって良いとかないよな? 今居る藍はお前しかいない!!っとか臭いセリフ吐く様なことないよな?

あ、そう言えば服... 服着替えなきゃいけないな。テレポートで俺の元家から持って来れないかな。ついでに自転車(マウンテンバイク)も... でもこの能力ちょっと疲れるんだよなぁ...

「能力使うと息が上がるのってどうしてだ? やっぱあれか、MP(マジックポイント)とかそう言うのか?」

「まぁ、そう言う感じのよ。正確には魔力や霊力ね。能力によって消費する物が違うわ」

「ん〜... つまり、魔法系の能力は魔力を消費して、俺見たいな能力は霊力なのか?」

「そうそう。相変わらずあなた頭の回転速いわね」

「伊達にこん
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