標的8 真実
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「ツナ君」
「ツナさんすごいです」
二人がツナに駆け寄ってきた。
「いやまだだ、来るな」
2人を避けると、ツナは構えをとった。
「いてて、今のは効いたぜ、それが噂に聞いていた死ぬ気の零地点突破・改か」
壁にたたき付けられたにもかかわらず、ジェラートは余裕で立ち上がった。
「お前の目的は何なんだ?」
一瞬沈黙が走ったが・・
「いいぜ、あんたは十分だ、話してやるよ」
ジェラートは刀を収め、話した。
「あんた、フィルマーレファミリーの仲間になれよ」
「!?」
あまりに突然で言葉が出ない。
「実はオレ達がボンゴレや同盟ファミリー、ボンゴレに関わったマフィアを次々襲っていたのはウチのボスの案でな」
「なんのためにだ?」
「信じられないかもしれんがウチのボスは最近まで眠っていたんだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約1世紀という期間の間、ずっとな」
突然のことにツナは驚きを隠せない。しかし、今のジェラートの言葉に思い当たるふしがあった。
(1世紀?)
ツナはふと思った。昔リボーンに出会った時に言われたことをのことを。
『お前はれっきとしたボス候補なんだ、約1世紀のボンゴレの歴史を築いたのはお前の先祖、初代ボンゴレだ』
「まさか!?」
「その通り、ウチのボスは約1世紀前、9代前のボンゴレボス・ボンゴレ|世と戦ったんだよ、そして戦いの末ボンゴレに伝わる奥義・死ぬ気の零地点突破で凍らされて今まで封印されていたってわけだ」
それは約1世紀前、ボンゴレファミリーが創造されてから少し月日が経ったころの話である。
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