暁 〜小説投稿サイト〜
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ファントム・バレット編 〜守り人たち〜
怪人vs怪人
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東方面
「一か八かだ・・・!!」
野獣のような動き、自身を超える速度で動き回るソロ怪人体に対抗するため、フォトンブラッドを最大側で流動させる。
否、それは。ファイズアクセルと同様の効果を持つ。
目には見えぬ乱戦。一撃一撃が必殺。それを制したのは。
「残念だったね・・・」
ソロだった。
「ライト君・・・でいいのかな?決着をつけよう」
「一撃でね」
ゴッッッ!!
腹部への蹴り。肋骨が折れ、肺に突き刺さり、口の中が鉄の味いっぱいになる。
「・・・虚しいな。こんなことは」
怪人体から戻ったソロは、そのまま立ち去った。
GGO 砂漠
「スンスン・・・おい、なんかこっちに飛ばされてきてるぞ!!」
モモタロスの叫びに、モグラ獣人はコクコクと頷き、チチューンと鳴く。
「・・・?ユキの匂いが付いてるが、ユキじゃねぇ!でも助けろ!!」
「ああ!!」
ファイズに変身した巧は、人を受け止める。
「こいつは?」
少年、ライトは大怪我を負っていた。
巧は息があることを確認するが、どうしようもない。
「くそ!!」
ライトの目がうっすらと開き、巧を見つめた。
「たの、む・・・俺を、助けてくれ・・・なん、でもい、いから・・・怪物になっても」
ガクリと。腕が垂れた。
そこまでして生きたい。少年を突き動かしているのは、何なのだろう。
「生きろよ」
変身解除した巧は、オルフェノクに変身した。
現実世界
「つっ・・・離せ・・・っ!!」
彼、新川恭二は追われていた。それは、なぜか。
つい最近、彼が好きな子を助けた時の話だ。
数人の女子に金を要求されていた女の子を助けた。その報復だ。
男たちが追って来る。ガスガンが火を噴いた。
足に当たる。改造されていたようで、血が出る。
倒れた瞬間、男たちが殴り、蹴って来る。
痛い。痛い。
この頃、自分の生きる意味が見いだせなくなってきている。
兄さんはあのゲームから帰ってきてから突然、頭がよくなった。
父さんは今、兄さんに夢中だ。
まるで新しいおもちゃを買ってもらった子供のように。
このまま死んでもいいかもしれない。兄さんの話はとても楽しいけれど。
僕が生きていくには不十分だった。
彼はそう思った。けれど―――――その時。
「ちょっと、あなた達!!何してるんですか!!」
一人の男の人が、男たちをかき分けてやってきた。
「アマゾンさん!」
「お前たち!虐めるの、やめる!!人、みんな友達!!」
野生児の様な人が、男たちを気絶させていく。
男の人
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