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東方喪戦苦
〜三十三幕〜一人目の刺客
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〜星熊 勇儀と居酒屋さん〜
鬼「こんばんわ〜」
ガラガラと居酒屋の引き戸を開ける。

店長「らっしゃい!」

勇儀「おぉ〜、よく来たね〜」

カウンター席に座っていた、勇儀さんが、俺を手招きする。

鬼「あ、どうも」
勇儀さんの隣に座って、酒を煽る

勇儀「あんた、なんか愚痴とか有るんじゃないかい?」

「何故分かるんです?」

勇儀「酒を飲んだら皆平等だよ、酒を飲んだ奴の考えとか悩みとかはすぐわかっちまうんだよ」

鬼「そうなんすか、でも今日は遠慮しておきますよ。酒飲んで、さっさと帰らないと皆に怒られるんで」

勇儀「そうかい、私は何時でもここにいるから何時でも来るんだよ?」
そう言って、かなり強く背中を叩かれた。

鬼「うっ???そうっすか、じゃあこの辺で」

勇儀「おう、また今度な」



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