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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第六十八話 謎の女
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名前の通りゴキ○リ殺虫に特化した殺虫剤。この前向こうの通販で買った。]
賢「へえ…向こうの通信販売であったノミ&ダニバスターの派生品?」
ブイモン[そうらしい]
賢「効果抜群だな。今度買って使ってみるとしよう」
昇天(気絶)したゴキモン達を見遣り、ゴキ○リバスターの威力に感心しながら呟いた。
大輔「とにかく、逃げる…」
今度はスナイモンの大群。
大輔「前にブイモン、外まで吹き飛ばすぞ。デジメンタルアップ」
ブイモン[ブイモンアーマー進化!熱き愛情!セトモン!!]
伊織「愛情…?」
大輔「全員目を閉じろ、セトモン」
セトモン[グオオオ…ヒート…ストーム!!]
凄まじい熱気の嵐が、スナイモンを巻き込み、スナイモンをギガハウスの外まで吹き飛ばしていく。
大輔「でかした。戻れ」
ブイモンが愛情のデジメンタルでアーマー進化したセトモンは、暴走の危険性があるため、理性を保てる数分間しか使えない。
伊織「大輔さん、どうして愛情のデジメンタルを…?」
大輔「それはお前が生き延びるのに必要なことか?」
伊織「え?」
大輔「俺はお前に話すつもりはない。俺はただ協力しているだけであって、お前の仲間じゃないんでな」
伊織「大輔さん。でも…。」
ヒカリ「伊織君」
言い募る伊織をヒカリが止める。
止められるとは思っていなかった伊織は目を見開き、ヒカリの行動は大輔も目を見開いた。
ヒカリ「伊織君は光子郎さんの知識の紋章を受け継いだ。だからどうして本宮君が京さんが持っているはずの、愛情のデジメンタルを使えるのかを知りたいという気持ちは凄く分かる。でも、本宮君は好意で私達に協力してくれているの。本当ならとっくの昔に見捨てられている私達を」
大輔「八神……」
伊織「ヒカリさん…」
ヒカリ「本宮君を信じようよ。ね?」
決別してなお、助けてくれた彼を。
自分は信じたい。
大輔「………いずれ」
ヒカリ「え?」
大輔「いずれ…教えてやるよ」
賢「大輔…」
ヒカリ「…いいの?」
大輔「聞きたくないならいい」
ヒカリ「う、ううん…ありがとう…」
少しだけ、自分のことを認めてくれたんだろうか?
気付かれないように笑みを浮かべる。
賢「若いね…」
ワームモン[賢ちゃん…]
ブイモン[爺臭いぞお前]
賢「失礼だね。さあ、ワームモン。進化だ」
ワームモン[うん]






























しばらく移動するとあまり使われていない洗濯機の真上から、蜘蛛か蓑虫のように糸を引いて芋虫のようなデジモンが降って来た。
同じ昆虫型でもワームモンとは似ても似つかない、あのフライモンと酷似した顔をしているクネモンだ。
大輔「クネモンか…」
ネフェル
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