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魔法少女リリカルなのは ViVid ―The White wing―
第一章
二話 高町家の現在(いま)
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棒……』
そう言うとクラナはもう一度ヴィヴィオの姿を見る。セットアップの成功に飛び上がって喜ぶ彼女の表情は、その身体に不釣り合いな程幼く、その内面が変わらず十歳の少女である事を告げている。
「…………」
デバイスの名を、彼女はきっとクラナに聞くよりも前に半ば決めていたのだろうとクラナは予想していた。恐らく自分が図らずも、その背中に最後の一押しを与えてしまったのであろう事も。
……何故解るか?単純な話だ。
幾つも並んでいた名前の中で唯一その名前だけが、彼女が愛してやまない母の愛機……不屈の心(レイジング・ハート)の名を受け継いで居たからだ。
これからの人生、恐らくは永くヴィヴィオの相棒になるであろうその名は……聖なる心(セイクリッド・ハート)と言う。
カーテンを閉じて、クラナは再びベッドの上に寝転んだ。
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