第10話 初めての動物園です
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ません。
そう言えば、中学校の体育祭の時、障害物走のウェンディお姉ちゃんが着ていた半魚人を見て、顔を青くしてたけど、爬虫類に何かトラウマがあるのかな?
………………半魚人って爬虫類でしたっけ?
「キャロか、これを見てみろ」
そう言われて私は夜美お姉ちゃんが見ていた窓を覗き込みました。
「トカゲですか?でもこのトカゲが何か………?」
「そのまま見てるんだぞ」
そう言って夜美お姉ちゃんは窓をコツンとノックしました。
すると緑の色だったトカゲの色が派手になりました!!
「色が変わりました!!」
「カメレオンは興奮したり、体調が悪かったりすると色が変わるのだ。今は興奮してるから派手な色になっている」
「夜美お姉ちゃん詳しいです!!」
「あ、ああそうだろう………(言えない、さっきカメレオンの説明を読んだなんて言えない………)」
何か夜美お姉ちゃんの反応が少しおかしいですけど、気のせいですよね?
「キャロ〜こっち来てみなよ〜!!」
「はい、今行きます!!夜美お姉ちゃんも行こう」
「ああ、そうだな」
私は夜美お姉ちゃんと手を繋いでライお姉ちゃんの所へ行きました…………
「それじゃあここでお昼にするか」
そう言ってお兄ちゃんはレジャーシートを敷きました。
それに並ぶようにゼストさんも敷きます。
「はい、皆さんのお皿です」
星お姉ちゃんはみんなに紙のお皿を配ります。
「飲み物はこれでな」
フェリアお姉ちゃんがみんなに紙コップを渡しています。
「それでは……………どうぞ!」
そう言って星お姉ちゃんがだしたお弁当箱は大きく、4段重なったお弁当です。
1段目においなりさんとおにぎり。
2段目にはソーセージなどのお肉類のおかず。
3段目には豆やサラダなどのおかず。
4段目にはエビフライなど揚げ物が色々ありました。
凄い量ですし、いつも以上に豪華です!
「これ、全部星ちゃんが全部作ったの!?」
メガーヌさんも驚いています。
「流石に私だけじゃ作り切れなかったのレイにも手伝ってもらいましたよ」
「零治、お前料理も出来るのか!?」
「ええ、むしろ最初は星達にも俺が料理を作ってたんですよ。星が料理を覚えてあまり作らなくなりましたけど…………」
そう聞いて驚いてるゼストさん。
「レイ兄の料理も美味しい」
「そうだね、僕もそう思うよ」
ルーちゃんはともかく、エリオ君も食べたことがあるみたいです。
「俺も料理を覚えようか…………」
「そうしてくれると私も助かります。それに料理できる男の人はかっこ良いですよ」
ゼストさんはクッキングパパになるそうです。
「だけどマ
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