暁 〜小説投稿サイト〜
とある愚者の転生記
リリカルなのは編
第四話 なるほど、これがオーラなのですね
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すがにプレシア・テスタロッサの最期には思うところがあるようです。ちなみに何故知っていたかは説明しませんでした。ていうか、前世でアニメで見たとかいろいろイタすぎる………。
 説明しなくてもリニスがこの怪しい話しを信じたのは、使い魔契約で繋がっているパスにより、嘘をついていないのがなんとなくわかったかららしいです。

「ところで、リニス。俺の知っている知識では全てのジュエル・シードを使わなかったせいで次元震が起き、失敗したともとれるんだけども、21個全てを使えばアルハザードに行け、なおかつ、アリシア・テスタロッサの復活が成功するのかな? この辺、どう思う?」
「………、わかりません。ただ、大魔導師と呼ばれたプレシアが長年調べて行動するのだから、それなりに勝算があると思います」
 プレシアの最期を思い浮かべたのか、猫の姿で(こうべ)たれる。かわいい、と思ったので思わず抱き上げてしまいます。

「何が正しいのかはわからないけど。ジュエル・シードが散らばり被害が出るのはまずい。だから、ジュエル・シードは集めて封印する。ただその後、管理局に渡すなり、フェイト・テスタロッサを通じてプレシア・テスタロッサに渡すなりはその時に一緒に考えよう。リニスにはつらいかもしれないけど、プレシア・テスタロッサに渡って地球に次元震の被害が出るなら阻止しないと………。ただ、逆に被害とかが出ないなら、管理局ではなくプレシア・テスタロッサに渡すのも問題ないと思う。だから順番だけは間違えないでね」
「………。えぇ、それで良いと思います」
「なんとしても、知っている以上の幸せにみんながなれるようがんばるから。それだけは約束するよ」
「はい」

 そう、大まかな方針を決め、念と魔法の修行を続けます。



 そして、リニスと出会った夏休みも終わり、舞台は海鳴市へと移ります。



 ちなみに、転校した学校は「海鳴市立風芽丘小学校」で、公立校です。主人公たちが通う「私立聖祥大学付属小学校」ではありません。
 べ、別に転入試験に落ちたワケじゃないよ、ホントだよ。
 単に、今まで手を抜いた学校生活をして、成績なんかも目立つなんてこともなかったから、親の方に私立校に通わせるという考えがなかっただけだよ。
 もっと勉強できる振りしとけば良かった………。

 そんなこんなで海鳴市立風芽丘小学校二年一組に転校し、転校生として一通り騒がれたけど、1週間も経てば周りも落ち着いてきます。席の近くの子や家の近所の子、いわゆる通学団が一緒の子など、知り合いも増え一緒に遊んだりします。

 静岡といえばサッカー処ということで、放課後は人数集めてサッカーをしたりします。ちょうど、キャプ○ン翼ブームも到来し、サッカー、サッカー、サッカー、み〜んな、サッカー大好きです。


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