暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 絆を奪いし神とその神に選ばれた少年
第一話 本当の意味での再会
[4/4]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
だ』
「…………!」
その言葉を聞いて全は驚く。
真の神憑……この言葉が意味する事を全は知っている。
全の脳裏にある人物が現れる……神と一体となり神憑へと昇華した自身の母だ。
『意味はわかっているだろう。上月一族に与えられるのは超常的な力まで。しかし、内なる神と真に対話し己同士を認め合った時に、上月一族の人間は神憑……人間の身でありながら神になる事が出来る』
「……そうだな」
『そうだとも。お前の母がそうだったように……そして感謝しろ。お前を転生させてくれと頼んだのはこの私だ』
「……対象者が死んだらお前は天界に帰るからか?」
『ああ、お前の中は本当に心地いい。その為に私は自身の身を削ってお前を転生させてくれるように頼んだ。お前の母も私に同意してくれたしな』
「母さんが……!?」
全は驚く。あの時、全が出会った神が母だとは思いもしなかったからだ。
『そうだ、少なくともお前は祝福されてこの世界に転生したんだ』
「じゃあ……何で、お前はあいつらから記憶を奪った。しかも、今までとは違うやり方で」
『まあ、確かにそうだな……』
女性は手に持っていた扇子をパンッと閉じる。
『お前に全盛期の力を与えるにはああするしかなかったとだけ言っておこう。彼女達には気の毒な事をしたがな。しかし驚いたぞ、戻ってきてみればお前の目を通してお前の幼少期の大事な記憶にいた少女達がいるではないか』
「そうだな。それに関しては驚いていた。それと紗華が何であんな事をしているのかも納得したよ」
『ふむ……まあ、これからは仲良く共存しようではないか。お前とは長い付き合いになるからな……さあ、受け取るがいい!我が力、運命を決める力と現実を否定し戻す力を!』
そして、全の意識は浮上していった。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ