祭りの後
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「馬鹿野郎!何でそんなデカいカメラ持ってくるんだよ!」
「本当だ!滅多に見れないクラディールのラブシーンだぞ!」
「だからだろうが!肝心な所が撮れてねぇじゃねぇか!」
「「で、撮ってどうするつもりだったんだ(のかな)?」」
俺とクラインとエギルの動きがぴたりと止まる。恐る恐る振り向くと・・・鬼のようなニコニコ顔の二人がいた
「キリト、エギル、クライン。ちょっと話を聞かせて貰おうか?夜は長いぜ?たっぷり付き合ってやる」
「リズちゃんとシリカちゃんは私とお話しようね?」
クラインとエギルを隣の部屋に連れて行きながらクラディールは
「キリト、お前は特別コースだ」
と言ってにこりと笑う。やはり義理とは言え兄、この私めに温情を与えて下さるのですか!
「遺書を書いといてくれ」
え、
〜しばらくお待ち下さい〜
三時間程でようやく解放された。どんな拷問を受けたのかは割愛。いや酷いもんでしたよ
「生きてる・・・俺、ちゃんと生きてる」
「蔵人お兄ちゃん・・・お兄ちゃんが壊れちゃった・・・」
後から聞いた話だがリズとシリカも大変な目に逢ったらしい。二人曰く「もう思い出したくない」だそうな
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