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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-8 74層攻略
Story8-2 楽しい夕食
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込まれたわ」

「なっ!!」

当然、そんな事言った経験の無いキリトは口をパクパクさせていた。

「ぶほっ!


何をいきなり言い出すんだよアスナ!」

俺は飲んでいたココアを吹きそうになった。

「あはは…………」

フローラも笑っていた。
そしてアスナはそんなキリトを見ると、ニンマリ笑った。

「その様子じゃ、他に仲のいい子とかいないでしょ? 君は」

「悪かったな……いいんだよソロなんだから」

「せっかくのVRMMORPGなのに、もっと友達作ったら良いんじゃない?」

アスナは終始、笑顔でそう言っていた。
















暫く4人で笑った後。

「そういえば、キリト君、シャオン君。君達はギルドに入る気は無いの?」

「……」

「うーん……」

そのアスナの問いにキリトは笑みを消した。

「Bテスト出身者が集団に馴染まないのは解ってる。でもね」

アスナの表情が更に真剣味を帯びた。

「70層を越えたあたりから、モンスターのアルゴリズムにイレギュラー性が増してきてるような気がするんだ」

アスナのその言葉。
それはキリトは身にしみている事だ。

「アスナの考え、間違いじゃない」

「やっぱり……

だから、ソロだと想定外の事態に対処できない事があるわ。いつでも緊急脱出できるわけじゃないのよ。
パーティを組んでいれば安全性が随分違うって思う」

それは、キリトの事を想っての事だ。
キリトの実力は知っているけれど、それでも……

「安全マージンは十分に取ってるよ。忠告は有難く受け止めておくけど、ギルドはちょっとな。それに……」

キリトはよせばいいのに強がって余計な事を言うのだった。

「パーティメンバーってのは助けよりも邪魔になる事の方が多いし、俺の場合さぁ」

「あら?」

アスナの反応は早かった。

キリトはそう認識したと同時にだった。
アスナの右手に握られていたナイフがピタリとキリトの鼻先にすえられた。

「言わんこっちゃねぇよ」

俺は、アスナの細剣スキルを見てカップを片手にそう呟いた。
これは、彼女達が必殺とも呼べるシロモノに昇華させた細剣の基本技。
技の軌道を目視する事が至難だと思えるほどに。
もちろん、俺は簡単に見えるけどな。


キリトは直ぐに両手を挙げていた。降参のようだ。

「にしても随分と自信家になったもんだな?」

「なーんか失礼しちゃうなー……」

フローラもアスナの様に突きつけたりはしてないけれど、ナイフをペン回しの要領で回す。

「わ、解ってるって、強がったんだよ。あんたらは例外だ」

アスナは次にはナイフを
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