異変と体と二つの女神の果実
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直井君の暴動から一週間が過ぎたこの頃、僕達戦線はいつもどおりの生活に戻っていた。そして直井君が僕達の戦線に入るという驚愕の事実もあった。また……平和な日々が続くと思ったが………
明久「………ん…もう朝か……」
窓から差し掛かる光と二段ベッドの上で寝ている雄二のいびきで起床する。……何だか胸が重い
明久「顔でも洗おっと………」
洗面所まで足を運び、鏡を見るとそこには僕ではない姿が写った
明久「…………………え?」
まるで姫路さんのように髪が長く、そして注目すべきとこは男としてはない膨らみが胸にあった。触ってみると、ムニュリと感触が伝わる。僕は意を決して下半身を見てみる………
…………そこには男としての大事な部分がなくなっていた
明久「いやぁ──────!!!!!!」
ど、どうしてぇ!?何で僕は女性になってるんだ!?しかも声まで変わってるし!!
雄二「……何だ明久……朝っぱらからでかい声出しやがって…」
明久「ゆ、雄二!どうしよう!!僕、女になっちゃったよ!」
雄二「……何言ってんだ…それにその胸なんてどうせ詰め物でも入れたんだろ」
雄二はためらいもなく、僕の胸に手を伸ばして触る。詰め物とは思えない感触に違和感を感じたのか雄二は2、3回僕の胸を揉む
明久「んっ…………////」
雄二「……………は?」
揉まれて思わず感じてしまう。雄二は悟ったのかとっさに胸から手を離し、驚いた顔のまま硬直する
明久「ゆ………雄二?」
雄二「本当に……女に……なってるな」
明久「これで信じてもらえた?」
雄二「いや……まだ男としての大事なとこを調べてない……確かめるぞ」
いやいやいや!!ちょっと待て!何か雄二が正常な判断ができなくなってる!?
明久「ええい!!雄二やめろ!とりあえず落ち着くんだ!!」
雄二「これが落ち着いてられるか!!今すぐに調べてや───」
霧島「………………雄二、何してるの?」
雄二「………シ、ショウコ?ナニカゴヨウデスカ?」
雄二が僕のズボンに手を掛けたところに霧島さんが現れる。この状況で霧島さんに弁解するのは無に等しいだろう
霧島「……浮気は許さない」
雄二「し、翔子!これは誤解だ!明久助けて───あばばばばっ!!」
僕に助けを求めたが雄二はスタンガンで気絶し、そのまま霧島さんに連れ去られた。まぁ、また何日かしたら戻ると思うしほうっておこう
明久「はぁ……とりあえず着替えようかな」
いつも着ている制服を手に取った後、寝間着を脱いでいく。改めて胸を見るとボリュームがある。姉さんと少し同じくらいの大きさだ
ムッツ「……明久。何かあっ………っ!?」
明久「ちょっ!?ムッツリーニ!?」
ムッツ「……眼福!!!!(
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